中國高速鉄道の新しい車両で基準(zhǔn)値を超えるホルムアルデヒドが検出されて使用停止になったと一部メディアが報じた問題について、鉄道の運営會社が否定する聲明を発表した。14日付で観察者網(wǎng)が伝えた。

中國経営報がこのほど、「中國鉄路総公司傘下の二つ以上の鉄路局集団公司で、新しく作られた復(fù)興號車両のホルムアルデヒド殘留量が基準(zhǔn)値を超え、先日使用停止になった」と伝えた。

記事によると、この報道について中國鉄路北京局集団が同日、報道を否定する聲明を発表。同集団は聲明の中で「今日報じられた、時速160キロの復(fù)興號列車で基準(zhǔn)値を超えるホルムアルデヒドが検出されたという內(nèi)容は事実に著しく反する。車両からは基準(zhǔn)値を超えるホルムアルデヒドは検出されておらず、使用停止という狀況も発生していない」としている。

また、新造列車の一部が運用されていない理由について、數(shù)回に分けて運用開始する計畫であること、旅客の快適性を考え揮発物を十分に飛ばして新車特有の臭いを軽減する必要があることを挙げた。そして、「われわれは旅客の乗車環(huán)境、特に健康や環(huán)境保護(hù)問題を重視しており、條件に適合しない列車については斷固として運用しない」との姿勢を示したという。（翻訳?編集/川尻）