2019年1月15日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、同日、韓國(guó)國(guó)防部が発刊した「2018國(guó)防白書(shū)」から「北朝鮮は敵」という表現(xiàn)が削除された。また、過(guò)去に北朝鮮を刺激するという指摘があった「キルチェーン?大量反撃報(bào)復(fù)（KMPR）」という用語(yǔ)も記載されなかった。

記事によると、それに代わり、北朝鮮と特定せず「我々韓國(guó)軍は大韓民國(guó)の主権、國(guó)土、國(guó)民、財(cái)産を脅威?侵害する勢(shì)力を我々の敵とみなす」と表記された。記事は「全ての脅威?侵害勢(shì)力を敵とし、広範(fàn)囲かつ包括的に表現(xiàn)された」と評(píng)した。これについて白書(shū)には、「南北は軍事的対峙と和解?協(xié)力の関係を繰り返してきたが、2018年に通算3回目の南北首脳會(huì)談と史上初の米朝首脳會(huì)談が開(kāi)催され、朝鮮半島の非核化と平和のための新たな安保環(huán)境をつくり出した」と、北朝鮮を敵とみなす表現(xiàn)を削除した背景を説明する文章も記載された。

また、「北朝鮮の大量破壊兵器は朝鮮半島の平和と安全に対する脅威だ。韓國(guó)軍は朝鮮半島の安全な非核化と恒久的な平和を定著させる努力を軍事的に後押しし、全ての狀況に徹底的に備えていく」という文章を新たに加えた。

白書(shū)では北朝鮮軍の動(dòng)向について、要人暗殺作戦を擔(dān)當(dāng)する特殊作戦大隊(duì)を創(chuàng)設(shè)したことを紹介。特殊戦部隊(duì)の地位を高めるため「特殊作戦軍」を別途編成するなど、強(qiáng)化し続けているという。

これを受け、韓國(guó)のネット上では「北朝鮮が敵から主人に変身したね」「結(jié)局、北朝鮮が勝つんだね。民主主義は獨(dú)裁に勝てないみたいだ」「韓國(guó)の敵は文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)だ」「だんだん生きるのが怖くなってくる。北朝鮮の國(guó)民になりたくない」「100年のうちに韓國(guó)がなくなりそう。このままいけば、赤化統(tǒng)一されると思う」「韓國(guó)の主敵が北朝鮮だとわかっていない國(guó)防部は何のためにあるんだ？敵が何なのかもわからない國(guó)防部と政府だなんて、言葉が出ない」など、「北朝鮮＝敵」の表記削除に批判的な聲が多く寄せられている。

その他、「そしたら主敵は誰(shuí)？敵がいないのになぜ軍隊(duì)があるんだ？」「徴兵制をなくすべきなのでは？主敵のいない軍隊(duì)が何の名分で國(guó)民を強(qiáng)制的に徴集するの？」など、韓國(guó)軍のあり方に対する疑問(wèn)の聲も上がっている。（翻訳?編集/仲野）