2019年1月16日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は、「タイやインド、韓國などアジアの多くの國が今週、深刻な大気汚染に見舞われている」とし、「韓國は対策に効果が見られないことを中國に責(zé)任転嫁している」と報(bào)じた。

記事はまず、タイについて、「深刻な大気汚染が1週間続いていることから、當(dāng)局は人工的に雲(yún)を発生させて雨を降らせたりするなどの対策に乗り出した」と紹介。地元メディアが環(huán)境保護(hù)関係者の話として、主な原因は排ガスや工事現(xiàn)場から発生するホコリなどではなく、サトウキビ畑の野焼きだと指摘していることを伝えた。

インドについては、米ABCの14日付報(bào)道を引用。「ニューデリーは最近、世界保健機(jī)関（WHO）によって世界で最も汚染された都市の一つに選ばれた。大気汚染のひどさは、醫(yī)師たちが『公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)』と呼ぶほどだ。當(dāng)局は學(xué)校に體育の授業(yè)を含むすべての屋外活動(dòng)を中止するよう要請(qǐng)している」などと伝えた。

韓國については、「対策に効果が見られないことを再び中國に責(zé)任転嫁している」と指摘。「韓國紙?朝鮮日?qǐng)?bào)が15日、『過去最悪の大気汚染』と伝える中、韓國國內(nèi)では再び、中國を非難する聲が現(xiàn)れている」とし、「15日付の聯(lián)合ニュースによると、韓國最大野黨?自由韓國黨のナ?ギョンウォン院內(nèi)代表は、大気汚染をめぐり中國側(cè)に申し入れをしない文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)を批判した。ナ院內(nèi)代表は、同黨の議員らとマスクを付けて國會(huì)の會(huì)議に現(xiàn)れ、政府のPM2．5対策を促すため『マスクパフォーマンス』をした」などと伝えた。

さらに「韓國國內(nèi)で深刻な大気汚染に見舞われるたびに中國を非難する論調(diào)があることについて、朝鮮日?qǐng)?bào)は15日付の論評(píng)で『韓國は自分たちの大気汚染に対して責(zé)任を負(fù)う必要がある。中國政府は2013年、大気汚染を減らすための5年間計(jì)畫を策定し、大きな進(jìn)歩を遂げた。韓國が大気汚染への取り組みにおいて中國の実績の半分でも達(dá)成することができれば、國民はそれほど慌てることはないだろう』と論じている」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）