中國(guó)高速鉄道で乗客が他人の座席を占領(lǐng)するトラブルが後を絶たない中、鉄道を管理する側(cè)の鉄道局幹部が高速鉄道に不正乗車し、注意に対して「逆ギレ」する事態(tài)が発生した。新京報(bào)などが伝えた。

記事によると、16日に成都西から雅安へ向かうC6607號(hào)高速鉄道列車內(nèi)で、中國(guó)鉄路成都局集団公司の幹部2人が乗車券を持っていない客を勝手に乗車させ、運(yùn)転手や乗務(wù)員が休憩するための座席に座らせていた。乗務(wù)員から注意を受けると、幹部らは「覚えておけよ」「バカ」などと乗務(wù)員に逆ギレ。その様子を撮影した動(dòng)畫がネット上に出回った。

このトラブルに対し、中國(guó)のネットユーザーは「こんな幹部はどうでもいいが、運(yùn)転手の身が危ない」「高速鉄道の座席占領(lǐng)は、お偉いさんから始まったものなんだな」「やっぱり偉い人が率先してやってた」「?jìng)イ胜盲郡楹韦扦猡浃攴蓬}だな」「人民のお手本たるべき幹部なのだから、厳しく処分してほしい」といった憤りのコメントを殘している。

また、「正直な乗務(wù)員で、素晴らしい」「こんな乗務(wù)員さんがいると知ったことで、少なくとも絶望しないで済んだ」など、乗務(wù)員の良心と行動(dòng)を稱えるユーザーも見(jiàn)られた。

なお、新京報(bào)の17日付報(bào)道によると、同社の微博アカウントはこの件について情報(bào)を発表し、「幹部」とされたのは會(huì)社の収入監(jiān)査擔(dān)當(dāng)者であると説明するとともに、乗車券のない客を乗せて乗務(wù)員専用の座席に座らせたことを認(rèn)めた。そして、すでに當(dāng)事者を叱責(zé)したうえで、調(diào)査結(jié)果が出次第、さらなる処分を行うとしている。（翻訳?編集/川尻）