人民網(wǎng)日本語版 2019年1月20日(日) 23時20分
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12日、福島県の有名観光地である會津若松市の駅で、中國の自動車メーカー比亜迪(BYD)が製造した電気バス3臺の引き渡し式が行われ、會津乗合自動車株式會社(會津バス)に正式に引き渡しされた。資料寫真。
大雪が降った後の12日、福島県の有名観光地である會津若松市の駅で、中國の自動車メーカー比亜迪(BYD)が製造した電気バス3臺の引き渡し式が行われ、會津乗合自動車株式會社(會津バス)に正式に引き渡しされた。比亜迪の日本での電気バス引き渡しは、京都、沖縄に続いて今回が3件目になる。経済參考報が伝えた。
塗裝も新しい比亜迪の電気バスは環(huán)境に配慮したかわいらしいデザインで、車體の下半分はグリーンが基調(diào)、上半分は青空に白い雲(yún)が浮かび、ところどころに愛らしい動物のイメージもあしらわれている。雪が溶けて春になり、日本最大の濕原の尾瀬國立公園が再び開園すると、この3臺のバスは尾瀬の美しい景観の一部になる。
同公園は福島県、栃木県、群馬県、新潟県にまたがり、日本最大規(guī)模の山岳濕地の尾瀬、會津駒カ岳、田代山、帝釈山などの周辺地域を景観スポットとする。春から夏にかけて、尾瀬では色とりどりの花が咲き亂れ、澄んだ空気、美しい景観と相まって、訪れた人に日常を忘れさせる。東日本大震災(zāi)の後は、自然の生態(tài)環(huán)境を保護(hù)するだけでなく、観光開発によって被災(zāi)地を振興するという大きな使命も擔(dān)うようになった。
同公園の冬は長く、時々大雪が降ることもあり、極寒の気溫は電気バスにとって過酷な試練になることから、このたびの電気バスの調(diào)達(dá)?運営を擔(dān)當(dāng)する會津バスは非常に慎重な態(tài)度を取ってきた。佐藤俊材代表取締役社長は、「比亜迪との協(xié)力を決めるまでに、非常に慎重な検討過程を経ており、歐米市場の自動車企業(yè)や現(xiàn)場を擔(dān)うバス運営會社も相次いで訪問した。比較検討の結(jié)果、最終的に比亜迪に決めたのは、比亜迪が電気自動車(EV)のコア技術(shù)を確立しているからだけでなく、製造規(guī)模が非常に大きかったからだ。こんな會社なら信頼できると思った」と振り返った。
日本は世界に名だたる自動車強(qiáng)國だ。一部の専門家は、「日本の自動車製品についての法律や基準(zhǔn)、サービスなどの要求は非常に厳しい。こうした非関稅障壁は海外の自動車を日本市場から閉め出すのに有効であり、他國?地域のメーカーは二の足を踏んでしまう」と説明する。
実際、中國自動車メーカーが日本市場に進(jìn)出するには、長い道のりを歩き、障害を乗り越えなければならなかった。比亜迪は2015年に京都で電気バス5臺の引き渡しにより、中國自動車工業(yè)の60年以上の歴史の中で、中國車が日本の街頭を走る初めてのケースになった。それから2年後、比亜迪は沖縄でも電気バス10臺の引き渡しを行った。
比亜迪アジア?太平洋自動車販売事業(yè)部の劉學(xué)亮総経理は「慎重な態(tài)度、進(jìn)んだ技術(shù)、確かな実力があればこそ、優(yōu)れた企業(yè)が林立する市場でもしっかりと足元を固めることができるのだ」と述べた。
また劉氏は、「日本現(xiàn)地での運営が順調(diào)でなければ、世界300都市以上での豊富な運営経験がなければ、歐州連合(EU)の認(rèn)証がなければ、一連のコア技術(shù)がなければ、このたびの協(xié)力はこれほどスムースに進(jìn)まなかった」と明かした。
比亜迪は次々にやって來る「洗禮」の中で、日本國民の中國自動車メーカーに対する態(tài)度や見方を徐々に変えていった。バス専門誌「バスラマ」は、「運行開始から1年になる比亜迪バスは運転手、乗客、事業(yè)者にそろって好評」などと伝えた。
中國の改革開放40周年という背景の中、比亜迪が海外に打って出たのは偶然ではなく、技術(shù)の進(jìn)歩がもたらした必然的な結(jié)果だといえる。今や、ますます多くの中國企業(yè)がこれまでの「フォロワー」や「模倣者」から業(yè)界のベンチマークへと成長を遂げている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS)
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