2012年12月28日、新浪ブログで中國人民解放軍の軍人?劉亜州（リウ?ヤージョウ）氏が、日本の長壽企業(yè)について書いた文章が話題を呼んでいる。以下はその概要。

【その他の寫真】

日本の企業(yè)には何かしら特別な魅力があり、私を引き付けてやまない。例え、ソニーやパナソニック、トヨタが低迷し、中日関係が悪化しても、私の日本企業(yè)に対する情熱は少しも冷めることはない。

私が日本企業(yè)に感じる魅力は少なくとも3つはある。一、アメリカを別にすれば、日本は世界で最も発展している経済國であり、経済総量では中國に抜かれたものの、日本経済の発展のレベルに、中國はまだはるかに及ばない。そして、強大な日本経済を支えているのが、強靭（きょうじん）な日本の企業(yè)であり、その悠久の歴史である。二、日本企業(yè)には、中國の儒教文化の影響が色濃く殘っている。三、日本の長壽企業(yè)の數(shù)は世界一で、世界全體の長壽企業(yè)の総數(shù)をも上回っている。

チャンスに恵まれれば、巨大な企業(yè)は誕生するが、チャンスだけでは長壽企業(yè)に成長することはできない。企業(yè)が長生きするには、安定と維持が欠かせない。データによると、世界で200年以上の歴史があるファミリー企業(yè)は、アメリカに14社、インドに3社、ドイツに約800社、西ヨーロッパに約200社あるのに対し、日本には驚くことに3000社以上もある。

ファミリー企業(yè)と言えば、「家父長制」を最初に思い浮かべる人も多いだろう。日本のファミリー企業(yè)には、企業(yè)內(nèi)部の競爭力を維持?強化するため、男性の後継者を養(yǎng)子や婿として同族外から招き入れるという日本固有の慣習(xí)がある。遺産を分割相続せず、一人の相続人が単獨で相続することを前提に、血縁関係がなくとも、才能と力量があれば「一家の長」、巨大なファミリー企業(yè)のトップになることができるのだ。このようなシステムを日本では、「単獨相続制」と呼ぶ。

ファミリー企業(yè)の雇用システムの多くが、終身雇用制度と年功序列制度を採用している。社員は、終身雇用で生活の安定が守られ、年功序列が働く勵みになり、上位者に決済を求める「稟議制度」という意思決定プロセスがあることで、帰屬意識も得られる。他にも、日本の長壽企業(yè)には、それぞれ獨特の厳しい「社訓(xùn)」「社憲（企業(yè)理念）」「社內(nèi)規(guī)定」などがあり、社風(fēng)として長年受け継がれている。細く長く、代々絶えることなく維持し、目先の利益にとらわれない経営理念があることで、日本のファミリー企業(yè)が垣根を越えて新たな分野に進出することはあまりない。考えようによっては、長く続く企業(yè)を育てるために、中國が見習(xí)うべきは、日本を差し置いて他にはないのかもしれない。（翻訳?編集/XC）