壯大なロマン、現(xiàn)代の「萬(wàn)里の長(zhǎng)城」を築け―河南省新鄭市

河南省新鄭市の始祖山に、今とてつもないプロジェクトが進(jìn)んでいる。山の峰づたいに長(zhǎng)さ21kmにおよぶ巨大な龍の建造物を造るというもので、まるで萬(wàn)里の長(zhǎng)城を築くかのような話だ。2002年に、ある華僑が私財(cái)を投じて始めたプロジェクトを李樹(shù)民（リー?シュウミン）氏が引き継ぎ、この事業(yè)のために企業(yè)も立ち上げた。中華民族の象徴である龍の聖殿を築き、民族の美徳を広める象徴としたい、と壯大なロマンを語(yǔ)る。

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計(jì)畫では、2009年に竣工し、建國(guó)60周年に花を添えたい、とのことだが、現(xiàn)在は高さ約30mの龍の頭と、幅6m高さ9mの胴體が800mできているのみ。ここまでに3000萬(wàn)元（約4億5000萬(wàn)円）が投じられたが、資金調(diào)達(dá)の関係で、工事はしばしば中斷。この先、胴體を21kmまで伸ばすには、40億元（約600億円）が必要だというが、資金調(diào)達(dá)は難しくないと擔(dān)當(dāng)者は自信満々だ。龍の鱗一枚一枚を金メッキし、有料でメッセージと名前を刻むサービスで資金を確保する、鱗は560萬(wàn)枚あるし、特に龍頭は縁起がいいので高く売れる、というのだ。

ところで、土地は本來(lái)國(guó)家の所有物である中國(guó)の山にそのようなものを建てること自體、問(wèn)題はないのかという疑問(wèn)は誰(shuí)しも感じるところ。特にこの地域は國(guó)家級(jí)森林公園に指定されている。市當(dāng)局は、市に出資させる、というものでなし、個(gè)人が勝手に作る分には問(wèn)題ない、と今のところ容認(rèn)の方向。完成すれば、ギネスブックに100項(xiàng)目以上の記録が載る、というが、さて、巨大龍が空翔る日が來(lái)るのだろうか？