2019年1月21日、技能実習(xí)生として來日した中國人10人がこのほど、日本の監(jiān)理団體が受け入れを停止したために入國できず、空港に足止めされた末に帰國していたことが中國でも報じられ、注目を集めている。

中國メディアの澎湃新聞は20日、今回の問題について「報道によると、技能実習(xí)生として日本へ向かった中國人10人がこのほど、中部空港で入國を拒否された。理由は、中國の実習(xí)生の失蹤が多すぎるとして、靜岡県の受け入れ団體が中國の送り出し機関との提攜を停止したためだ。団體は昨年7月からこの送り出し機関からの受け入れを開始していたが、同11月に受け入れの停止を通告した。だが10人は、日本の団體が受け入れを停止したことを知らされていなかったとしている」「実習(xí)生10人は15日、日本に到著したが、名古屋入國管理局中部空港支局により、入國を拒否された。10人は、日本の団體が実習(xí)生の受け入れを停止したことを告げられた後、入管の施設(shè)に2晩宿泊し、17日に帰國した」などと伝えた。

また、日本の外國人技能実習(xí)制度については「日本は1981年に『外國人研修制度』を設(shè)けた。日本社會の高齢化が深刻化し人手が不足するにつれ、研修生制度は徐々に、労働力を?qū)毪工毪郡幛畏椒à丐茸摔驂浃à?。日本?3年、『技能実習(xí)生』の在留資格制度を?qū)毪筏?。だが技能実習(xí)生の仕事の多くは日本人がやりたがらない低賃金のもの、日本人が言ういわゆる『3K（危険?汚い?きつい）』で、技術(shù)訓(xùn)練という目標(biāo)とは乖離（かいり）している。日本では近年、中國の技能実習(xí)生による事故が多発し注目を集めている」などと紹介した。

この記事のコメント欄では、「かわいそうな話だ。この10人に非はない」「彼らは被害者。加害者は失蹤した一部の元実習(xí)生」「國內(nèi)で高賃金の仕事が提供されるなら、誰も海外へ出稼ぎなどしない」などの聲が上がっていた。（翻訳?編集/柳川）