21日に行われたサッカーのアジアカップ決勝トーナメント1回戦で、日本はサウジアラビアに1―0で勝利した。しかし、終始日本が押し込まれる展開(kāi)になったことについて、中國(guó)のスポーツメディア?騰訊體育は「ボコボコに毆られながらも勝ち上がった日本はラッキーだったのか？」とする記事を掲載した。

アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦（UAE）のシャールジャで行われたこの試合。日本は立ち上がりから出足の早いサウジアラビアに苦戦。20分に柴崎岳のコーナーキックから冨安健洋のヘディングシュートで先制するも、防戦一方の展開(kāi)が続く。後半に入ってもこの流れは変わらず、決定的なピンチを迎えるが、サウジアラビアの選手のシュート精度の低さにも助けられた。試合を通じて日本のシュートは5本（サウジアラビアは15本）、ボール保持率はわずか23％で、パス成功率（日本60％、サウジアラビア85％）やファウル數(shù)（日本27、サウジアラビア13）でも劣勢(shì)だった。

騰訊體育は「日本はベスト8進(jìn)出を決めたものの、試合を見(jiàn)ると終始受け身でサウジアラビアのプレッシャーに押し込まれた。日本のこのような戦いは信じ難かった」とし、試合を詳報(bào)。特に試合終了間際にサウジアラビアが猛攻を仕掛けた時(shí)間帯について「日本はこれ以上ないほど慌てていた」と評(píng)し、「これまで日本はポゼッション（ボールを支配する）サッカーで、長(zhǎng)くアジアのテクニカルサッカーの代表的な存在だった。しかし、同じように技術(shù)の高いサウジアラビアに対し日本がこれほどうろたえたのは意外だった」と論じた。

その上で、日本の勝ち上がりは「ラッキーだった」との見(jiàn)方を示し、「アジアカップ5度目の優(yōu)勝を狙う？こんなパフォーマンスでは絶対に足りない」と斷じた。そして、次のベトナム戦は「問(wèn)題ない」としながらも、イランや韓國(guó)といった強(qiáng)豪國(guó)を相手にした場(chǎng)合は「おそらく勝算はそれほどない」としている。

記事は最後に、「日本はわざとスロースタートを切っているのか、それとも実力の低下が著しいのか。その答えは今後の戦いで明らかになる」とした。（翻訳?編集/北田）