アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦（UAE）で開(kāi)催中のサッカーのアジアカップ決勝トーナメント1回戦で、日本はサウジアラビアに1-0で勝利した。終始、日本が押し込まれる展開(kāi)になったことについて、中國(guó)のスポーツメディアの間で評(píng)価が分かれている。

21日にシャールジャで行われた試合では、日本が20分に柴崎岳のコーナーキックから冨安健洋のヘディングシュートで先制するも、終始サウジアラビアに攻め込まれる展開(kāi)に。勝利こそしたものの、シュート數(shù)ではサウジアラビアの15本に対し、日本はわずか5本。ボール保持率はわずか23％だった。

中國(guó)のスポーツメディア?騰訊體育は、日本の勝ち上がりは「ラッキーだった」とし、「アジアカップ5度目の優(yōu)勝を狙う？こんなパフォーマンスでは絶対に足りない」と斷じた。そして、今後対戦が予想されるイランや韓國(guó)といった強(qiáng)豪國(guó)に勝利するのは「難しい」としている。

一方で、新浪體育は「サウジアラビアはボール保持率で優(yōu)勢(shì)に立ったが、日本の堅(jiān)い守備を前になすすべがなかった」と報(bào)じた。日本が今大會(huì)の4試合をすべて1點(diǎn)差で勝利していることについて、「『経済的』で『実用型』のサッカーをしている」と評(píng)価?！弗堠`ル保持率こそ低いが、日本は常に試合の重要な部分を握っていた。勝ち上がることこそが最も重要だ」と論じた。

また、「日本のアジアカップでの戦績(jī)は輝かしいと言える。特に1992年から8大會(huì)連続でベスト8入りしており、4度の優(yōu)勝を誇る。今大會(huì)は世代交代を迎えていながらも、やはり優(yōu)勝候補(bǔ)の一角に數(shù)えられており、（グループリーグから）4連勝で順當(dāng)に勝ち上がった」とも伝えた。

この他、試合を中継した中國(guó)中央テレビ（CCTV5）の解説員?曾侃（ツォン?カン）氏は「日本はポゼッション（ボール保持）にこだわらず、機(jī)を見(jiàn)てカウンターを仕掛けるとても現(xiàn)実的なサッカーをしている」と説明。時(shí)折繰り出すカウンターがサウジアラビアの脅威になっていると、こちらもポジティブに評(píng)価した。

日本は24日の準(zhǔn)々決勝でベトナムと戦い、勝利すれば28日の準(zhǔn)決勝で中國(guó)対イランの勝者と対戦する。（北田）