妊娠中絶者年間1300萬人―中國女性の中絶事情

2007年3月26日、中國國內(nèi)メディアの報道によると、毎年約1300萬人の中國人女性が墮胎手術(shù)を受けていることが明らかになった。休日や祝日の産婦人科病院は、中絶を希望する女性でいっぱいだという。その希望者の中心層は、女子學(xué)生や30歳前の若い女性が多い。

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今回、北京市內(nèi)の主な病院で8846件の事例調(diào)査をおこなった結(jié)果、中絶に関する問題點が浮き彫りになった。中國國內(nèi)の中絶率は29．3％で、墮胎手術(shù)を受ける人は20?29才が特に多く、都市部の中絶率が農(nóng)村部よりも高い。また繰り返し中絶や危険度の高い中絶をする人が都市部の特徴として挙げられている。

今回の調(diào)査で、危険中絶は41．5％、半年以內(nèi)の繰り返し中絶は36％で、そのうち中絶回數(shù)が3回以上になる人は17．7％という割合を占めていた。

中絶は女性の體に大きな負(fù)擔(dān)をかけ、特に繰り返し中絶は悪影響が大きく、精神的なダメージや感染癥にかかるリスクが高くなるという。病院関係者は、中國に中絶する人が多い理由は、「避妊をしないこと。そして避妊の失敗というこの2點だ」と強(qiáng)調(diào)する。未婚の中絶者のうち78．6％が、避妊を全くしていなかった。そのため、中絶してもまたすぐに妊娠し、繰り返し中絶をする率が高くなるのだという。女性の體と健康を守るためにも、正しい避妊知識の普及が急がれる。（翻訳?高口康太/編集?饒波貴子）