中國初、世界でも14例目となる子宮移植によって育った赤ちゃんが20日、空軍軍醫(yī)大學西京醫(yī)院で生まれた。23日付で観察者網(wǎng)が伝えた。

記事によると、2015年11月20日、西京醫(yī)院産婦人科の陳必良（チェン?ビーリャン）主任らの専門チームは、楊華（ヤン?ホア、仮名）さんに楊さんの母親の子宮を移植することに成功した。子宮移植前に、専門チームは楊華さんの卵子採取手術(shù)をしており、生殖補助技術(shù)を通して14の受精卵を作り凍結(jié)保存した。

その後、移植した子宮の観察を続け、子宮內(nèi)膜の狀況が改善した後に、専門チームは凍結(jié)した受精卵を子宮內(nèi)へ移植。出産に成功するまで定期的に超音波や血漿中濃度、ホルモンレベルなどを測定した。

記事によると、中國には出産適齢期の女性のうち、子宮性不妊を抱える人が100萬人前後おり、新生児の中で先天的に子宮や膣のない女児が毎年3～5萬人生まれるという。

記事は、「中國初の子宮移植による出産は、わが國の生殖醫(yī)學における子宮が原因の不妊治療分野で、畫期的な成就となると同時に、子宮移植の分野で世界トップレベルであることを示すものとなった。これは、子宮性不妊の女性に出産の希望をもたらすものだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）