2013年1月5日、『新中國(guó)人』などの著書があり、二度にわたりピューリッツァー賞を受賞した米紙ニューヨーク?タイムズのコラムニスト、ニコラス?クリストフ氏は、同紙ウェブサイトで習(xí)近平（シー?ジンピン）氏が今後中國(guó)の経済改革とともに政治的にもある程度の緩和政策を行うだろうと予言した。米華字メディア?世界日?qǐng)?bào)が伝えた。

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長(zhǎng)期にわたり香港、北京などで特派員を務(wù)め、1989年の六四天安門事件もその身で経験しているクリストフ氏は「習(xí)近平氏は改革者の遺伝子を受け継いでいる。父の習(xí)仲勲（シー?ジョンシュン）氏は中國(guó)の経済改革の先駆者であり、共産黨による1989年の民主化運(yùn)動(dòng)の鎮(zhèn)圧を批判したこともある。そして習(xí)近平氏の母親は中國(guó)で最も資本主義化した深センに居住している」と述べた。クリストフ氏は「習(xí)氏は中國(guó)の指導(dǎo)者の中でも早くから子どもを米國(guó)の大學(xué)で學(xué)ばせた人物の一人でもある」と指摘している。

また、「習(xí)近平氏は経済改革に力を入れ、政治的な締め付けの緩和は控えられる可能性もあるが、中産階級(jí)の教育レベルが高く、自信を強(qiáng)める中國(guó)においてはきわめて困難である。近年では臺(tái)灣からモンゴル、韓國(guó)、タイなどが民主化を進(jìn)め、さらにはミャンマーもがその一員に加わりつつある。中國(guó)がミャンマーに後れを取る理由はない」として、「國(guó)民の腐敗に対する怒りは頂點(diǎn)に達(dá)しており、コントロールもますます難しくなっている」とコメントした。

中國(guó)で大きな変化が起こる可能性があるが、ネットへの取り締まりは人々の頭を悩ませている。クリストフ氏はそれも長(zhǎng)続きはしないと述べ、南方周末事件にどう対処するか、手腕が問(wèn)われていると語(yǔ)った。

また、クリストフ氏は習(xí)氏が胡錦濤（フー?ジンタオ）氏よりもナショナリズムに傾いていることを指摘、尖閣問(wèn)題における暴走の可能性に懸念を示した。（翻訳?編集/岡本悠馬）