中國(guó)のスポーツメディア?網(wǎng)易體育は29日、サッカーのアジアカップで中國(guó)が0—3で敗れたイランを相手に、日本が3—0で勝利したことについて「中國(guó)サッカーは日本に學(xué)ぶことはできない」と題するコラム記事を掲載した。

記事はまず、日本の勝利について「『うらやましくて嫉妬』というのがほぼすべての中國(guó)サポーターの一致した感情だろう。それと同時(shí)に、中國(guó)サッカーはこの20年余り一體何をしていたのかと繰り返し責(zé)め立てている」とし、「多くの人が『日本に學(xué)ぶべきだ』と主張している?！亥姗`ス年代を著実に育成し、一つひとつ積み重ねていくことで初めて、10年、20年後の狀況を変えられる』と。しかし、中國(guó)サッカーは果たしてこれを?qū)g現(xiàn)することができるのか？」と疑問(wèn)を提起。そして、「歴史を見(jiàn)ても、日中の民族性の顕著な違いが、日本人の歩む道を中國(guó)人がまねできないことを決定している」と指摘した。

記事が挙げた「歴史」とは、19世紀(jì)後半のこと?！溉毡兢厦髦尉S新によって新政府が誕生し、近代化が押し進(jìn)められた。廃藩置県によって中央集権國(guó)家となり、日本人も全國(guó)で上から下まで心を一つにして発展を目指した。大きく発展した歐州に工業(yè)や教育、司法、軍事を?qū)Wび、列強(qiáng)に肩を並べていった。一方、清政府も洋務(wù)運(yùn)動(dòng)によって多くの人材が西洋に留學(xué)。英國(guó)やフランスなどから軍艦を100隻近く購(gòu)入し、北洋水師（海軍）は當(dāng)時(shí)アジアトップだった。これには日本人も危機(jī)感を覚え、海軍力を強(qiáng)化。全國(guó)で最新の軍艦購(gòu)入のための募金が行われ、天皇までもが皇室経費(fèi)をねん出した」とした。

その上で、「この時(shí)の清政府は、洋務(wù)運(yùn)動(dòng)がもたらした虛栄に浸り、海軍の経費(fèi)を徐々に削減。西太后は主力級(jí)の軍艦が買える金を頤和園などの庭園に費(fèi)やした。北洋水師は十分な維持?保養(yǎng)がなされず、弾薬の備蓄にすら問(wèn)題が起きていた。そしていざ黃海海戦が勃発すると、日本の連合艦隊(duì)の火力は北洋水師の6倍にも達(dá)した。兵士は奮闘したが、実力上の差を逆転する力はなかった」と解説した。

記事は、「明治維新から120年後の1988年、日本サッカー協(xié)會(huì)の會(huì)長(zhǎng)に川淵三郎氏が就任した。當(dāng)時(shí)、日本はアジア2流で、日本人でさえサッカーに期待を抱いていなかった。しかし、人気漫畫の『キャプテン翼』の熱もあり、93年にはJリーグが開(kāi)幕。3年後には『百年構(gòu)想』が策定された。そして現(xiàn)在、2050年までにワールドカップ（W杯）を日本で開(kāi)催し、その大會(huì)で優(yōu)勝することが掲げられている」と紹介した。

そして、「こうした目標(biāo)の下で、日本は多額の資金を投入して青少年の育成に努めてきた」とし、「全國(guó)高校サッカー選手権大會(huì)では4000を超えるチームが競(jìng)い、その中から日本代表になる柴崎岳や長(zhǎng)友佑都といったスター選手も生まれた」とした。一方、中國(guó)については「Jリーグ開(kāi)幕から1年後にプロ化されたが、影響力の拡大とは裏腹にサッカー人口は減少。多くのクラブチームはトップチームにだけ資金をつぎ込み、ユース年代を重視しなかった。學(xué)園サッカーはより悲慘で目も當(dāng)てられず、『サッカー體操』なるもので體裁を繕うだけ。指導(dǎo)部は1年に少なくとも一つは新しい政策を打ち出し、その振り回され具合はあの太后と通じるものがある」と切り捨てた。

記事は、「歴史をかがみに。この100年余りを隔てた二つの歴史は、その過(guò)程も結(jié)果も似ている」とし、「日本は一つのことを決めると、きっちりとした計(jì)畫を立て、それを徹底する。海軍の建設(shè)しかり、サッカーしかり。簡(jiǎn)単なようだが、続けることが最も難しい。日本人は、黃海海戦の完勝とサッカーにおけるアジアトップの座を獲得した。中國(guó)はどうか。すでに（サッカーは）北洋水師と同じ轍（てつ）を踏んでいる。『今日はこれ、明日はあれ』の死のサイクルの中で、ただもがいているだけなのだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/北田）