若者がスマホ決済をするのは「お金がないから」=アリババ會長の発言が物議―中國

Record China    2019年1月28日(月) 8時0分

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23日、中國青年報は、ダボス會議でのアリババの馬雲(yún)會長による発言內(nèi)容がネット上で議論となっているとする記事を掲載した。

2019年1月23日、中國青年報は、「ダボス會議において阿里巴巴(アリババ)の馬雲(yún)ジャック?マー)會長が『若者がモバイル決済を好むのはお金がないからだ』と発言したことが中國のネット上で物議を醸している」とする記事を掲載した。

記事はまず、馬氏が「クレジットカードが世の中に登場した時、金持ちだけがクレジットカードを持った。しかしモバイル決済が登場した時、彼らはこれを信用しなかった。なぜなら彼らが信用していたのはクレジットカードだったからだ。しかし若者はすぐにモバイル決済を受け入れた。なぜなら彼らはお金がなかったからだ」と発言したことを紹介。馬氏の発言は中國版ツイッター?微博(ウェイボー)の複數(shù)のアカウントにより拡散された。

ネット上では「馬さんは僕たちのお金で稼いだはずなのにまだ僕たちがお金がないなんて言ってる」「僕たちがいなければあなただって貧しかったんだ」「とても傷ついた」など批判的な意見が見られるが、馬氏の発言を理解する意見もある?!競膜堡?、本當のことだよね」「高額のものは現(xiàn)金で、少額のものはスマホで払う。そうしたら貧乏臭く見えない」「馬パパは若者を理解しているな!」などというものだ。

また、「モバイル決済のおかげで銀行での複雑な手続きから解放された。アリペイには感謝している」「現(xiàn)金を取り出すのが面倒だからスマホで払うんだけどね」と、利便性を感じてモバイル決済を利用している人のコメントも散見される。

このほか、開き直って「貧乏ですが、何か?」というコメントや、「中國で普遍的に利用されるためにはまず若者から始めよう、という意味では?モバイル決済は絶対安全というわけではないから、大金を失うリスクのある金持ちに普及させる前に、そもそもお金のない若者が先に利用すれば、何かあっても大した金額を失うわけではない」と、個性的な理解を記したコメントもあるようだ。

記事は、中國銀聯(lián)が公表したデータを引用し「2018年、中國の國民一人あたりの毎月のモバイル決済金額は約2600元(約4萬2000円)だった。學(xué)生は1952元(約3萬2000円)だが、5元(約81円)支払うごとに2元(約32円)をモバイル決済で支払っている」と伝えた。(翻訳?編集/和田)

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