華為技術(shù)（ファーウェイ、HUAWEI）の創(chuàng)業(yè)者兼CEO任正非（レン?ジェンフェイ）氏は18日、広東省深セン市で行った日本の報(bào)道関係者向けラウンドテーブルに出席し、「中國(guó)當(dāng)局に機(jī)密情報(bào)の提出求められても応じない」と述べた。同社の日本法人であるファーウェイ?ジャパンが2019年1月25日付で質(zhì)疑応答録を公開(kāi)した。

任CEOは自社のビジネスについて「あくまで設(shè)備のベンダー」であり、「通信ネットワークは通信事業(yè)者が運(yùn)用?管理するものであり、われわれのものではありません」として、自社は通信データを所有していないと強(qiáng)調(diào)。

米國(guó)でファーウェイなど中國(guó)企業(yè)が「中國(guó)政府にコントロールされないようにできるのか」との疑問(wèn)が出ていることについて、中國(guó)當(dāng)局から情報(bào)提供の要求があったとしても、「お客様の利益を守るという立場(chǎng)から、今後もお客様の利益に反することは行いません」と述べた上で、「『要求に従うことがあるか』と聞かれれば、答えはノーです。誰(shuí)に言われても従いませんし、われわれは拒絶するでしょう。私個(gè)人としても、會(huì)社としても、そのような行為は決して行いません」と斷言した。

また、日本をはじめ複數(shù)の國(guó)でファーウェイ製品を排除する動(dòng)きが広がっていることについては、「こうした問(wèn)題に対処する唯一の方法は、最も優(yōu)れた製品、最も優(yōu)れたサービスを提供し、お客様により大きな価値を提供することです。そうして初めて、お客様に受け入れていただくことができるのです。ですので、これについてはさほど心配していません」と述べた。

また、日本政府の動(dòng)きや日本との今後の関係については「私は日本政府が當(dāng)社を排除しているとはまったく感じていません。私は中日両國(guó)は今後も長(zhǎng)期にわたって友好関係を結(jié)んでいくと信じています。中國(guó)と日本は相互依存、相互補(bǔ)完の関係だからです。中國(guó)と日本が協(xié)力を深めていけば、お互いの成長(zhǎng)を促進(jìn)できるでしょう。いま日本での狀況がそこまで冷え込んでいるとは思っていません。今後も、日本の社會(huì)に受け入れていただけるだろうと考えています」と述べた。

任CEOはこれまで、メディアにほとんど登場(chǎng)しないことでも知られていた。質(zhì)疑応答録は、最近になり歐米や中國(guó)、日本のメディアの取材に応じるようになったことについて、「強(qiáng)い危機(jī)感があるからではないでしょうか」との質(zhì)問(wèn)が出たことも紹介した。

任正非CEOは「渉外広報(bào)本部に強(qiáng)く促され」たことを認(rèn)めた上で、「このような時(shí)こそ、お客様や一般の皆様にもよりよく知っていただく」ことが必要であり、世界への情報(bào)発信を通じて「協(xié)業(yè)を進(jìn)めるうえでの自信を深めていきたい」との考えを示した。

任正非氏は1944年生まれ?？鄬W(xué)して重慶市內(nèi)の大學(xué)を卒業(yè)後、1978年まで人民解放軍に所屬。その後、石油會(huì)社勤務(wù)を経て、1988年に創(chuàng)業(yè)した華為技術(shù)を世界有數(shù)の企業(yè)に育て上げた。（編集/如月隼人）