2013年1月6日、英ロイター通信は、中國の多くの生産現(xiàn)場では技術(shù)専門學(xué)校や職業(yè)訓(xùn)練校の學(xué)生を臨時の労働者として使用するケースが増加しており、中國の労働力不足を如実に表していると報じた。8日付で環(huán)球時報が伝えた。

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米アップル社製品の製造を請け負う臺灣系EMS企業(yè)?フォックスコン(富士康)が昨年9月、1萬9000人のワーカーを確保できず、進出先の山東省煙臺市政府に対して緊急支援要請を行った。地元政府は職業(yè)訓(xùn)練校の學(xué)生を工場へ派遣し、急場をしのいだという。

人件費の上昇や労働力不足によって企業(yè)の誘致に苦しみ始めた地方政府が、問題解決の糸口を職業(yè)訓(xùn)練校に求めるケースが増加している。こうした専門學(xué)校生が工場の臨時の労働力として駆り出されることは、すでに日常的に行われている。中國教育部は、少なくとも毎年約800萬人の職業(yè)訓(xùn)練校生が工場の生産ラインなどへ派遣されていると推測しており、職業(yè)訓(xùn)練校の學(xué)生は、學(xué)校が指定した派遣先で“研修”に就くことが卒業(yè)の必須條件になっているとさえ言われている。

企業(yè)側(cè)も、ハイシーズンなど人材確保が急務(wù)となった場合、往々にしてこうした學(xué)生に目を向けがちである。企業(yè)側(cè)から見ると、學(xué)生はフルタイムのワーカーに比べて人件費が安く済むため、大きな魅力がある。たとえ給與額が同じだとしても、保険料などの負擔(dān)が必要ないため、學(xué)生の方が人件費を10?40％ほど削減できるという。

一方、學(xué)生側(cè)には、このような“就業(yè)経験”に賛否両論の意見が見受けられる。中國の法律では學(xué)生は1日8時間以上の労働や夜間労働が禁止されているにもかかわらず、実際には12時間労働や夜間労働が常態(tài)化している勤務(wù)環(huán)境もあるからだ。しかし、実務(wù)経験が將來の就職に有利ととらえる向きもある。（翻訳?編集/HA）