2019年1月27日、中國メディア?環(huán)球網(wǎng)は、米デューク大學(xué)の女性助教授が學(xué)生に対して「中國人學(xué)生は學(xué)內(nèi)で中國語を話すな」と要求するメールを送り付けていたと報じた。

記事によると、同大學(xué)の生物統(tǒng)計(jì)學(xué)部の女性助教授が25日、學(xué)部の學(xué)生全員宛てに電子メールを送信。そこには「學(xué)校の教職員2人がそれぞれ『學(xué)校內(nèi)で中國人學(xué)生が中國語を非常に大きな聲で話している』『実習(xí)やプロジェクトの申請を拒否したいから學(xué)生の名前を知りたい』と言ってきた。この2人の職員は、『英語のレベルを高めるチャンスを捨てるばかりか、他人が分からない言葉でコミュニケーションをとっているのはとても失禮』と失望している」と書かれていたという。

さらに、この助教授はメールの中で「今回の件を戒めとし、ここで中國語を話せば思いがけない結(jié)果を引き起こしかねないと心得よ。米國で非母語を?qū)Wぶのは大変かもしれないが、それでもわれわれは100％英語を用いることを奨勵する」とした。

記事は、このメールを受け取った中國人留學(xué)生からは「確かに一理ある」との意見が出る一方で、その大部分からは「明らかな人種差別である」との非難の聲が出たと紹介。また、同助教授は昨年2月にも「母語が英語でない學(xué)生は學(xué)校內(nèi)で英語を話すこと」とするメールを送っていたとも伝えている。

記事によると、中國人留學(xué)生などから抗議の聲が相次いだことを受け、同學(xué)部が所屬する醫(yī)學(xué)院の院長は學(xué)生に謝罪メールを送り、學(xué)部に対して全面的な調(diào)査と事態(tài)の究明を行うことを求めるとともに、助教授が自ら擔(dān)當(dāng)していたプロジェクトリーダーの職を辭したことを明らかにした。同院長はまた「デューク大學(xué)は學(xué)生のコミュニケーション言語を制限しないし、どの言語を用いても就職やキャリアアップに影響しない」としているという。（翻訳?編集/川尻）