中國では舊正月（今年は2月5日）の時期になると、1年の苦労をねぎらうために企業(yè)が従業(yè)員にボーナスや食料品などのプレゼントを支給する習(xí)慣がある。福利厚生の一環(huán)で本來は喜ぶべきものだが、遼寧省撫順市で會社から支給されたプレゼントを投げ捨てる従業(yè)員が相次ぎ、物議を醸している。中國メディア?未來網(wǎng)が伝えた。

舊正月休みを前に同市のある工場は従業(yè)員を集めて工場の食堂が作った食料品を配った。ところが、従業(yè)員らが中を確認(rèn)するとカビが生えているものもあり、怒りが収まらなかった一部の従業(yè)員が工場の門の周辺でプレゼントを投げ捨てた。映像に映っているのがまさにそのシーンだ。

プレゼントはだいぶ前に作られたものだといい、従業(yè)員からは「われわれは物乞いではない！」「トイレで保管していた。食べる勇気はない」などと怒りの聲があがっているという。従業(yè)員らは工場の上層部に報告。工場側(cè)は調(diào)査を行い、食堂の責(zé)任者は「管理が不十分だった」と従業(yè)員に謝罪?，F(xiàn)在対応が進(jìn)められている。

ネット上では「自分が口にできないようなものは配るな」「結(jié)局はお金と労力をかけてごみを作っただけ。もったいない」と批判の聲が數(shù)多く寄せられている。（翻訳?編集/內(nèi)山）