2019年1月31日、環(huán)球時報(bào)は、日本のレーダーは中露の極超音速兵器に対抗する米國の伝家の寶刀だとする記事を掲載した。

記事は、「ロシアと中國が新たに開発する極超音速兵器を阻むため、米國は太平洋上でのミサイル早期警戒能力を強(qiáng)化し続けている」と指摘。米軍事専門紙ディフェンス?ニュースの29日付報(bào)道を引用し、「米國は、政府機(jī)関閉鎖が終了すると、すぐに2基の地上配備型迎撃ミサイルシステムを日本へ輸出することを承認(rèn)した。米國はこれまで、日本に5000キロの範(fàn)囲內(nèi)を監(jiān)視できるミサイル早期警戒レーダーを配備すると述べており、さらに在日米軍の既存の各種ミサイル防衛(wèi)システムが加わって、日本は米國の『ミサイル防衛(wèi)防波堤』になる」と伝えた。

その上で、英ジェーンズ?インターナショナル?ディフェンス?レビューの報(bào)道を紹介?！该讎箨戦g弾道ミサイルに対応する次世代長距離早期警戒レーダーを日本に配備するのは、中露が新たに開発する極超音速兵器に対応するためだ」と分析した。そして、「極超音速兵器の攻撃を阻むためには、より綿密で多元的なミサイル防衛(wèi)システムを構(gòu)築しなければならない。極超音速兵器は、米國のミサイル防衛(wèi)システムの反応時間を大幅に圧縮し、飛行経路の予測が難しいため、迎撃の難易度がより高くなる。そのため米國防総省はミサイルを早期に発見する方法を考え、より多くの迎撃網(wǎng)を組織する必要がある」と伝えた。

記事は、「日米はすでに米國の早期警戒衛(wèi)星、日本の陸上配備型レーダー、早期警戒機(jī)などが収集するミサイルの情報(bào)を共有している」と指摘。さらに「日本に設(shè)置する次世代ミサイル防衛(wèi)レーダーは、アジアの內(nèi)陸部から発射されるミサイルの情報(bào)を直ちに入手することができるだけでなく、目標(biāo)の情報(bào)を、高速データリンクを通して日本に配備されているイージス艦やイージス?アショアに伝送し、最初の迎撃を発動することができる」とした。また、「ミサイルに関する情報(bào)は、米軍の海上配備Xバンドレーダーによって観測が続けられ、最終的にアラスカの陸上配備中距離ミサイル防衛(wèi)システムによって再び迎撃を行う。これが米國の極超音速兵器に対抗するための『伝家の寶刀』だ」と紹介している。

この點(diǎn)について、記事は日本の『軍事研究』誌の執(zhí)筆者である井上孝司氏が、「日本が米國のミサイル防衛(wèi)システム內(nèi)に身を投じることは、自國をアジア太平洋の隣國の潛在的な敵とするようなもの。日本に照準(zhǔn)を合わせる火力をすべて引きつけるべきではない。米國のために火中の栗を拾う日本は、真っ先に他國の報(bào)復(fù)を受けるだろう」との見方を示したことを伝えた。（翻訳?編集/山中）