2013年1月13日、オーストラリアのシドニー?モーニング?ヘラルド紙は「多発する中國(guó)人乗客による空港トラブル」と題した記事を掲載した。14日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

中國(guó)では航空機(jī)の遅延に怒った乗客によるトラブルが多発している。このため中國(guó)向けのパッケージツアーを企畫しているシドニーの旅行會(huì)社は、中國(guó)で航空機(jī)の遅延が発生した場(chǎng)合、混亂を避けるために他の航空會(huì)社を利用することで対応している。フライトの遅延やキャンセルが頻繁に発生する中國(guó)では、これに怒った乗客が暴れて事件に発展するケースが多い。雲(yún)南省の昆明空港で最近発生した事件は、濃霧のため航空機(jī)の出発が遅れたことに腹を立てた中國(guó)人乗客らが空港係員を激しく非難。さらに空港設(shè)備を破壊するなど暴れたため、警官が出動(dòng)する騒ぎに発展した。

昨年、遅延に怒った中國(guó)人乗客が上海の空港の滑走路に進(jìn)入し、エミレーツ航空機(jī)の離陸を妨害する事件が発生した。豪ジェットスター航空のフライトスケジュール変更に怒った中國(guó)人乗客が機(jī)長(zhǎng)を6時(shí)間以上も拘束する事件も起きている。

オーストラリア國(guó)際パイロット協(xié)會(huì)のバリー?ジャクソン會(huì)長(zhǎng)は「世界最多の人口を有し、世界最速の発展を遂げた中國(guó)だが、わずか1萬(wàn)4700機(jī)の旅客機(jī)しか飛んでいない。飛行空域の大部分が軍によって抑えられ、民間航空機(jī)の活動(dòng)が制限されていることも問題だ。昨年、中國(guó)人乗客が起こした一連の事件を中國(guó)政府は重く見ているが、われわれも強(qiáng)い関心を抱いている」と述べた。豪州の旅行業(yè)界にとって中國(guó)は2番目に大きい市場(chǎng)であり、昨年は57萬(wàn)3000人の中國(guó)人観光客が豪州を訪れた。このため業(yè)界関係者は「中國(guó)人が豪州の空港でも怒りにまかせて暴れ出すのではないか」と懸念を示している。（翻訳?編集/本郷）