2013年1月16日、香港の俳優(yōu)トニー?レオン（梁朝偉）とウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督の決別が報(bào)じられている。同監(jiān)督の最新作「一代宗師」で、トニーの出演シーンが大幅にカットされたことが理由とされる。新華網(wǎng)が伝えた。

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中國で今月8日に公開されたウォン監(jiān)督の最新作「一代宗師」。カンフーの一派?詠春拳の達(dá)人で、ブルース?リーの師匠でもあるイップ?マン（葉問）を描いた作品だ。イップ?マンを演じるのは、香港の映畫監(jiān)督の御用達(dá)俳優(yōu)とも言うべきトニー?レオン。役づくりのため3年間も拳法のトレーニングに捧げ、撮影中は2回の骨折や気管支炎による入院も経験した。精魂こめて演じたはずだが、出演シーンを大幅にカットされたことに不満を覚え、とうとうウォン監(jiān)督と決別したとの情報(bào)が持ち上がった。

もともとイップ?マンが寡黙なキャラクターであるため、セリフがあるシーンが多數(shù)削除されたようだ。さらに、チャン?チェン（張震）との対戦シーンもことごとくカットされ、主演にも関わらずまるで脇役のようになってしまった。結(jié)果、主要人物ながら主演ではないチャン?ツィイー（章子怡）の出演シーンが際立っている。

トニーは現(xiàn)在、作品のプロモーション活動(dòng)には毎回參加しているが、水面下ではウォン監(jiān)督とは二度と組まないと決意したと伝えられている。とは言え、過去に「戀する惑星」をはじめとした話題作を次々に生み出してきた2人だけに、香港メディアは「トニーがこの不満を乗り越えるには、時(shí)間がかかるだろう」としながら、その関係修復(fù)を期待視している。（翻訳?編集/Mathilda）