2013年1月16日、中國(guó)のエネルギー消費(fèi)構(gòu)造はいまだに石炭が中心で、中國(guó)の石炭消費(fèi)量は世界全體の40％を占める。この巨大な消費(fèi)量は年平均10％のペースで増加を続けている。中國(guó)のエネルギー消費(fèi)量が米國(guó)と少なくとも同レベルだとすれば、生み出される國(guó)內(nèi)総生産（GDP）は米國(guó)のわずか3分の1になる。新京報(bào)が伝えた。

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最近、全國(guó)の10を超える省?自治區(qū)?直轄市が濃霧に覆われ、大気の質(zhì)が急速に悪化し、PM2．5（微小粒子狀物資）大気質(zhì)指數(shù)（AQI）が天井圏に入っている。深刻な濃霧は、中國(guó)の経済成長(zhǎng)モデルがもはや維持できないことを改めて示している。過去30數(shù)年にわたり、中國(guó)は「高汚染、高エネルギー消費(fèi)、汚染物資の高排出」という「3高」の成長(zhǎng)モデルによりかかり、一部の地域ではGDPを無計(jì)畫に追求して環(huán)境保護(hù)に配慮してこなかった。このため今になって経済成長(zhǎng)の苦い果実を味わっている。

濃霧が続いていることは、工業(yè)企業(yè)、発電所、熱を供給する工場(chǎng)で石炭を燃焼させていることと密接な関係がある。今でもなお中國(guó)のエネルギー消費(fèi)構(gòu)造では石炭が主役で、中國(guó)の石炭消費(fèi)量は世界全體の40％を占め、これほど巨大な石炭消費(fèi)が毎年10％のペースで増加を続けている。これと同時(shí)に、電力需要は石炭を燃焼させる火力発電によって満たされており、火力発電所の新たな建設(shè)の歩みも止まらない。

石炭消費(fèi)への高度な依存が、中國(guó)の環(huán)境汚染が悪化を続ける直接の原因だ。あるデータによると、2011年の中國(guó)の石炭消費(fèi)量は34億2500萬(wàn)トンで、一次エネルギー消費(fèi)量全體の68．8％を占めた。世界では石炭が一次エネルギー消費(fèi)に占める割合は30％以下だ。

國(guó)際エネルギー機(jī)関（IEA）は09年、中國(guó)のエネルギー消費(fèi)量は米國(guó)を抜き、世界一になったと発表した。國(guó)家統(tǒng)計(jì)局はこれを認(rèn)めておらず、「中國(guó)のエネルギー消費(fèi)量が米國(guó)を抜いたことはなく、ずっと2位だ」としているが、中國(guó)のエネルギー消費(fèi)量が米國(guó)と少なくとも同レベルだとすれば、生み出される國(guó)內(nèi)総生産（GDP）は米國(guó)のわずか3分の1になるという問題を避けて通るわけにはいかない。

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院（社會(huì)科學(xué)アカデミー）の李揚(yáng)（リー?ヤン）副院長(zhǎng)の研究はこの點(diǎn)をさらに明確にし、GDPから生態(tài)環(huán)境の悪化と環(huán)境汚染による経済的損失を差し引けば、中國(guó)の経済成長(zhǎng)率は5％程度になるとする。環(huán)境保護(hù)部のグリーンGDP試算の結(jié)果も、04年から09年にかけて環(huán)境汚染の代償は5118億元（約7兆2694億円）から9701億元（約13兆7789億円）に増加し、中國(guó)の経済発展が支払わなければならない環(huán)境汚染の代償が増加を続けていることがわかる。

環(huán)境汚染が進(jìn)んでいることと、粗放型の成長(zhǎng)モデルとは切っても切り離せない。特に中國(guó)のGDPが4倍以上増加した過去10數(shù)年間は、環(huán)境汚染が最も深刻な時(shí)期でもあった。

すでに數(shù)年前にグリーンGDPに基づく業(yè)績(jī)?cè)u(píng)価を求める聲が高まったが、最終的には地方政府の反対を受けて、既存のGDP業(yè)績(jī)?cè)u(píng)価システムを変えることはできなかった。単位GDP（GDP1萬(wàn)元、1萬(wàn)元＝約14萬(wàn)円）あたりのエネルギー消費(fèi)量を第11次五カ年計(jì)畫（2006?10年、十一五）期間に20％引き下げるという目標(biāo)も、ぎりぎりで達(dá)成できたに過ぎない。第12次五カ年計(jì)畫（2011?15年、十二五）がスタートした11年には、省エネ?汚染物資排出削減の任務(wù)を十分に達(dá)成することができず、単位GDPあたりのエネルギー消費(fèi)は通年で2．01％しか引き下げられず、目標(biāo)値の3．5％に達(dá)しなかった。

こうしたことから、今後の環(huán)境対策では、エネルギー消費(fèi)構(gòu)造の調(diào)整に著手すること、天然ガス、水力発電、風(fēng)力エネルギー、太陽(yáng)光エネルギーなどのクリーンエネルギーの比重を高めることが第一に必要となる。十二五によると、15年をめどに新エネルギーと再生可能エネルギーが一次エネルギー消費(fèi)に占める割合を11．4％に引き上げるとしている。この拘束力をもった指標(biāo)が達(dá)成されれば、中國(guó)の環(huán)境対策は道半ばに達(dá)したといえるようになる。

石炭を中心とするエネルギー消費(fèi)構(gòu)造だけではない。大躍進(jìn)式の自動(dòng)車産業(yè)の発展もここ數(shù)年間に大都市で汚染が加速した主な原因だ。08年までは中國(guó)の自動(dòng)車生産?販売の伸びは緩やかだったが、自動(dòng)車産業(yè)振興プランの影響により、09年は一気に1300萬(wàn)臺(tái)に達(dá)し、前年比46％増加した。10年、11年はいずれも1800萬(wàn)臺(tái)を超えた。中國(guó)汽車（自動(dòng)車）工業(yè)協(xié)會(huì)は、2012年は少なくとも2000萬(wàn)臺(tái)に達(dá)したと予測(cè)する。

かつて振興の対象だった十大産業(yè)のほとんどが、現(xiàn)在では生産能力が最も過剰な産業(yè)となってしまっている。今も空を覆い続ける濃霧は、中國(guó)経済が徹底したモデル転換を必要とする時(shí)期にさしかかっており、「3高」のロジックに固執(zhí)してはならないこと、経済発展は目前の利益を考えるだけではだめなこと、長(zhǎng)期的な代償を軽視してはならないことを改めて警告するものだといえる。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/內(nèi)山）