2013年1月15日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は「中國は真剣に環(huán)境問題の解決に取り組むべきだ」と題した記事を掲載した。環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

ここ數(shù)日、北京市や石家莊、邯鄲、保定などの河北省の各都市で、大気汚染が過去最悪の狀況に陥った。北京市政府は初めて最高レベルの警報(bào)を発し、市民に外出を控えるよう呼びかけた。大気汚染は一般市民だけでなく、世界各國の大使館職員やビジネスマン、留學(xué)生、観光客などの外國人の健康にも深刻な影響をもたらしている。北京の大気汚染は中國人だけの問題ではない。

過去最悪の大気汚染を引き起こした原因について、環(huán)境問題の専門家は「工業(yè)、排気ガス、建設(shè)工事、暖房に使用する石炭」を挙げている。北京市環(huán)境保護(hù)局は13日、大気汚染が極めて深刻な日の緊急措置を発動(dòng)。企業(yè)や車両を重點(diǎn)的に検査し、汚染物質(zhì)の排出基準(zhǔn)値を上回った車両140臺(tái)以上を摘発し、企業(yè)58社を操業(yè)停止処分にした。

同環(huán)境保護(hù)局は、操業(yè)停止処分について「汚染源を完全に斷ち切るため」と説明。しかしこれは根本的な解決方法にはならない。北京五輪期間中の北京市の大気レベルは良好に保たれていた。もし當(dāng)局が五輪後も引き続き環(huán)境保護(hù)政策に力を入れ、北京とその周辺地域にある汚染物質(zhì)排出企業(yè)に対して厳格な基準(zhǔn)を適用していたならば、今日のような深刻な事態(tài)を招くことはなかったはずだ。

中國當(dāng)局は経済成長(zhǎng)を重視するあまり、環(huán)境破壊がもたらす深刻な結(jié)果を知りながら、「先に汚染、後で処理」の発展モデルを長(zhǎng)きにわたって選択してきた?，F(xiàn)在、世界各國は地球規(guī)模での環(huán)境保護(hù)問題に真剣に取り組んでいる。世界第一の人口を抱える中國がこれを無視するわけにはいかない。中國が自國の環(huán)境問題を解決することで世界の環(huán)境問題も改善される。そして中國は、世界の人々の福祉のために責(zé)任を果たした大國であることを証明できるだろう。（翻訳?編集/本郷）