「娘に會(huì)ってほしい」熱狂ファンの父親が、アンディ?ラウに死の訴え

中國の楊麗娟（ヤン?リージュエン）さん29歳は、香港のビッグスター、アンディ?ラウの熱狂的な追っかけファンとして有名だ。16才から13年間、熱心な追っかけ活動(dòng)を続けてきたという。楊さん一家は、その娘を応援するため家財(cái)を全てつぎこみ、費(fèi)用を作ってあげていたそうだ。さらに彼女の父親は、費(fèi)用捻出のために腎臓を売ると発言し、注目を浴びていた。

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2007年3月、ついに麗娟さんの夢(mèng)がかなう日がやってきた。13年間にわたるアンディに會(huì)う夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)するために、彼女は香港に來たのだ。だが、実際にアンディに會(huì)った麗娟さんは、満足しなかったという。13年も待ったにも関わらず、その対面時(shí)間があまりにも短すぎたからだ。麗娟さんの父親は「少なくとも2人きりで、會(huì)話する時(shí)間を作るべきだった」と激怒。死をもって抗議する、と明言していた。

2007年3月25日、麗娟さんの父親はそのことば通り、自らの死をもってアンディに抗議した。一家はアンディに會(huì)うため香港に來たものの、旅費(fèi)が盡きてしまい、24時(shí)間営業(yè)のファーストフード店に泊まっていたという。25日明け方、父は妻と娘を殘し1人店を出て、海へと飛び込んだ。殘された遺書には、アンディ宛に「この死に報(bào)いるためにも、娘に會(huì)ってほしい」と書かれてあった。麗娟さんは父の死に動(dòng)揺しつつも、自分と父の願(yuàn)いをかなえてほしい、とアンディにお願(yuàn)いすると言っている。

この熱狂的な中國人ファン女性と家族は、過去中國國內(nèi)や香港で話題になっていた。ファン思いで知られるアンディだが、中華圏では數(shù)萬人のファンを動(dòng)員するスーパースター。1人1人の対応はできない、というのが現(xiàn)実だろう。この父親の死をどういう気持ちで受け止めているのだろうか。（翻訳?高口康太/編集?饒波貴子）