2019年2月6日、観察者網(wǎng)は、歐州連合（EU）が獨(dú)シーメンスと仏アルストムによる鉄道事業(yè)の統(tǒng)合計(jì)畫を否決する見込みであると報(bào)じた。

記事は、EUのベステアー競(jìng)爭(zhēng)政策擔(dān)當(dāng)委員が6日、中國(guó)企業(yè)への対抗のために両社が昨年宣言していた鉄道業(yè)務(wù)統(tǒng)合計(jì)畫に反対する見解を示したことを伝えた。

そして両社が昨年9月26日、50％ずつ出資してフランス?パリに本部を置く統(tǒng)合會(huì)社の設(shè)立に関する覚書を取り交わしていたことを紹介。ドイツに本部が設(shè)置される交通ソリューション部門は60余りの國(guó)に従業(yè)員6萬(wàn)2300人を抱える規(guī)模となり、仏TGV、獨(dú)ICEの高速列車と信號(hào)、レール技術(shù)をカバーして年間の営業(yè)収入額は153億ユーロに達(dá)する見込みだとした。

また、この情報(bào)に対して中國(guó)中車は「合併は當(dāng)社の國(guó)際化経営に影響を及ぼし、中國(guó)が歐州市場(chǎng)に參入する上でのハードルをさらに高める」との懸念を示していたことを紹介している。

そのうえで、歐州委員會(huì)が昨年10月31日に両社に対して「統(tǒng)合によって列車や信號(hào)システム供給業(yè)界の競(jìng)爭(zhēng)が弱まる懸念がある」と通告していたこと、シーメンスの広報(bào)擔(dān)當(dāng)者が「EUが反対する理由をしっかりと精査し、EUによる最終決定までに解決方法を見いだしたい」とコメントし、アルストムの広報(bào)擔(dān)當(dāng)も「引き続きEUとの建設(shè)的な協(xié)力を進(jìn)め、統(tǒng)合の理由とメリットについて説明していく」としたことを伝えた。

記事はさらに、英ロイターの1月14日付報(bào)道として、ドイツ當(dāng)局が両社の統(tǒng)合計(jì)畫に対して「重大な疑義」を示したことを併せて紹介している。（翻訳?編集/川尻）