日本と中國(guó)、韓國(guó)の関係をめぐり、韓國(guó)各紙は「韓國(guó)無(wú)視の安倍晉三首相、中國(guó)主席に求愛」「中國(guó)には寛容なのに日本を主敵扱いする韓國(guó)政府」などと相次いで報(bào)じた。そこには韓國(guó)海軍の火器管制レーダー照射問(wèn)題などで激化する一方の日韓の対立がくっきり投影されている。

日中関係について中央日?qǐng)?bào)は「中國(guó)の春節(jié)（舊正月）を控えた4日夜、安倍首相はビデオメッセージで『大家、過(guò)年好?。ń预丹?、明けましておめでとうございます』と中國(guó)語(yǔ)であいさつした。東京タワーが中國(guó)を象徴する赤色でライトアップされた」と伝えた。

さらに「東京タワーが特定日を記念して照明を変えるイベントは時(shí)々あったが、今回のように中國(guó)の春節(jié)を迎えて中國(guó)の色になったのは初めて」「メッセージはこの日夜、中國(guó)國(guó)営中央テレビを通じても放送された」と報(bào)道。「現(xiàn)日本首相の映像メッセージが中國(guó)本土で放送されたのは極めて異例。昨年の春節(jié)には安倍首相が日本國(guó)內(nèi)の中國(guó)人を?qū)澫螭摔筏啃侣劋俗ＹR文を寄稿したが、1年後にさらに大きく進(jìn)展したのだ」と指摘した。

今後に関しても「安倍首相は1月28日の國(guó)會(huì)での施政方針演説でも『首脳間の往來(lái)を重ね、日中関係を新たな段階へと押し上げる』と述べた」と紹介?！疙n國(guó)には全く言及しなかった半面、外交分野の演説の冒頭で中國(guó)との関係改善の意志を表した」と説明し、韓國(guó)との「差」を強(qiáng)調(diào)した。

ハンギョレ新聞は社説で「最悪の日韓関係を意図的に放置」と安倍首相を非難?！溉毡兢紊诮錂C(jī)が低空近接飛行を続けて軍事的緊張を高めている。それなのに新年の施政演説でこれに関する何の言及もなしに、知らぬふりをして無(wú)視するばかりとは、韓日関係を今後どのようにしていこうというのか、安倍首相に厳重に尋ねたい」と主張した。

一方、朝鮮日?qǐng)?bào)は社説で中國(guó)の軍用機(jī)が昨年、韓國(guó)の防空識(shí)別圏に約140回?zé)o斷進(jìn)入していたことを取り上げた。この中では「それでも現(xiàn)政権は異常なほど中國(guó)に自らの聲を上げない」と問(wèn)題視?！缚哲姵錾恧梧嵕岸穱?guó)防相は自衛(wèi)隊(duì)哨戒機(jī)が低空飛行で韓國(guó)軍艦を威嚇した後、パイロットのジャンパーを著て海軍作戦司令部を訪れて強(qiáng)く対応するよう指示した。しかし、中國(guó)の軍用機(jī)が出入りするたびに緊急出動(dòng)する韓國(guó)空軍部隊(duì)を訪れたという話は聞こえてこない」と皮肉交じりに述べた。

その上で「韓（朝鮮）半島情勢(shì)はどのように動(dòng)くか分からない狀況だ。安保の不確実性が高まっている時(shí)は、従來(lái)の安全弁をしっかりと機(jī)能させることが重要だ」と力説?！袱饯欷扦忭n國(guó)政府は日本が『主敵』であるかのように扱い、『北朝鮮の後ろ盾』を自任する中國(guó)については何をされようと目をそらそうとしている」と批判した。（編集/日向）