フィギュアスケート男子の宇野昌磨が米カリフォルニア州アナハイムで行われた四大陸選手権で初優(yōu)勝したニュースが中國(guó)でも伝えられたが、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）の一部アカウントのコメント欄が非表示の狀態(tài)になっている。

ショートプログラム（SP）4位（91．76點(diǎn)）と出遅れた宇野は、10日フリーで見(jiàn)事な演技を披露。細(xì)かなミスはあったものの、ルール改正後の最高得點(diǎn)となる197．36點(diǎn)をマークし、トータル289．12點(diǎn)で鮮やかな逆転優(yōu)勝を飾った。2位は273．51點(diǎn)で中國(guó)の金博洋（ジン?ボーヤン）、3位は272．22點(diǎn)で米國(guó)のヴィンセント?ジョウが入った。SP2位の韓國(guó)期待の新星チャ?ジュンファンは6位だった。

この結(jié)果は中國(guó)でも伝えられたが、中央テレビのスポーツチャンネル（CCTV5）など複數(shù)の微博アカウントのコメント欄が「非表示狀態(tài)」になっている。あまりにも批判的なコメントが多數(shù)集まったためCCTV側(cè)が「配慮」した可能性が高い。実際、記事のコメント欄など他の場(chǎng)所には、「國(guó)際スケート連盟（ISU）の息子だ」などと、宇野が採(cǎi)點(diǎn)で保護(hù)を受けていると示唆するようなコメントが並んでいる。

中國(guó)では日本の羽生結(jié)弦や淺田真央の人気が非常に高い一方、宇野に対する風(fēng)當(dāng)たりは強(qiáng)い。きっかけは17年2月に札幌で行われた冬季アジア大會(huì)。SP2位の宇野がフリーのジャンプで2度も転倒しながらSP1位の金博洋を逆転して優(yōu)勝したことが、中國(guó)だけでなく日本でも物議を醸した。さらに、同年3月末からフィンランドのヘルシンキで行われた世界選手権で、ジャンプが完璧ではなかった宇野がフリー歴代3位（當(dāng)時(shí)）の高得點(diǎn)を出したことも拍車(chē)をかけ、中國(guó)での宇野に対するマイナスイメージが固まってしまったようだ。（北田）