2019年2月12日、中國のポータルサイトの新浪に、「世界各國首脳はなぜ爭うように中國に新年のあいさつをするのか」とする記事が掲載された。

記事はまず、「あるメディアが、春節(jié)（舊正月）期間中に祝賀メッセージを送った外國首脳をリスト化した」とし、それには米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)、ロシアのメドベージェフ首相、英國のメイ首相、カナダのトルドー首相、日本の安倍晉三首相、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)、フィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)、セルビアのブチッチ大統(tǒng)領(lǐng)、ジンバブエのムナンガグワ大統(tǒng)領(lǐng)、ウルグアイのバスケス大統(tǒng)領(lǐng)、アルゼンチンのマクリ大統(tǒng)領(lǐng)、エストニアのカリユライド大統(tǒng)領(lǐng)、パキスタンのアルビ大統(tǒng)領(lǐng)、エルサルバドルのサンチェスセレン大統(tǒng)領(lǐng)、マリのケイタ大統(tǒng)領(lǐng)、チェコのゼマン大統(tǒng)領(lǐng)、デンマークのラスムセン首相、モーリシャスのブヤプーリ大統(tǒng)領(lǐng)、ネパールのオリ首相、バングラデシュのハシナ首相、カンボジアのフン?セン首相らが含まれると紹介した。

そして、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)については「就任後、舊暦の新年に祝賀メッセージを送ったのは今年が2回目だ。彼は『アジア系アメリカ人』がアメリカの偉大さに重要な貢獻(xiàn)をしてきたことをたたえた」と紹介した。

安倍首相については「日本メデイアが『異例』と報じるほどのものだった。ビデオメッセージで國民同士の交流や訪日旅行を強く促し、『本年が日中関係のさらなる発展、そして皆さまにとって幸多き1年になりますようお祈り申し上げます』と述べた」と紹介した。

その上で、世界各國首脳が爭うように中國に新年のあいさつをする理由の一つとして、「國際化した春節(jié)は『相乗り』のようなもの。中國と発展のチャンスを共有することで、一緒に金もうけできる」ことを挙げ、習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席の言葉を引用し、「中國人はこれまでずっと『世界大同、天下一家』を主張してきた。中國人民は自ら幸せな生活を過ごし、各國の人民も幸せな生活を過ごすことができることを望む」「前途が晴れていても雨が降っていても、手を攜えて協(xié)力すること、相互利益?ウィンウィンが唯一の正しい選択だ」などと伝えた。（翻訳?編集/柳川）