2013年1月20日、米華字メディア?多維新聞によると、臺灣でこのほど行われた公務(wù)員試験で中國共産黨綱領(lǐng)と中國の政治體制に関する問題が出題された。

【その他の寫真】

公務(wù)員初級試験の共通科目「公民と英文」の試験問題に出題されたなかで、中國共産黨に関する問題は「俗に『二枚看板で同じメンバー』と言われているのは、次の4つの組織のうちどれか？―中央軍事委員會、政法委員會、紀(jì)律検査委員會、國務(wù)院（答えは中央軍事委員會）」というものと、「中國共産黨綱領(lǐng)のなかで『人をもって本質(zhì)とし、全面的に協(xié)調(diào)して持続すべきもの』とあるのは、次の4つのうちどれか？―科學(xué)的発展観、和諧社會、3つの代表、社會主義初期段階論（答えは科學(xué)的発展観）」の2題。

これらの問題に対し、一部の受験生からは「難しすぎる。出題範(fàn)囲を超えている」との指摘があった。しかし、臺灣考選部の責(zé)任者は「昨年10月に発表した出題範(fàn)囲のなかの『世界の主要な政治意識形態(tài)と両岸関係』に含まれる」と反論した。政治的、経済的観點(diǎn)のどちらからみても、中國は臺灣にとって避けて通れるものではない。公務(wù)員試験に中國の政治に関する常識問題が出題されたのも同じ理由からだ。今回は多くの受験生が準(zhǔn)備をしていなかったということになる。臺灣の公務(wù)員試験は極めて難しく、今年の初級試験には6萬6724人が受験し、合格者はわずか357人。合格率0．54％の狹き門だった。（翻訳?編集/本郷）