2019年11月26日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は、「日本では果物が単なる食べ物というだけでなく、獨(dú)特の意義と文化がある」とする記事を掲載した。

記事はまず、「日本の果物の品質(zhì)は非常に高い。スーパーで販売されているリンゴは形狀がどれも同じで艶のある色をしており、ブドウはきらりと輝いていて、メロンはきれいに包裝されていて、見(jiàn)ているだけで食欲がそそられる。もはや食べ物というより蕓術(shù)品のようだ」とした。

一方で、価格については「高い」と指摘?！感·丹幛违攻ぅ扦?00元（約1500円）近くし、高級(jí)イチゴの美人姫は1粒3000元（約4萬(wàn)5000円）以上するほか、高級(jí)ブドウのルビーロマンは1房8萬(wàn)元（約120萬(wàn)円）で競(jìng)り落とされたことがある」などと紹介した。

その上で、「日本人は昔から果物を高級(jí)料理の食後のデザートとしていた」と紹介?！笐侠恧扦纤懽婴群簸肖臁⒔瓚鯐r(shí)代には富豪が初物の果物を長(zhǎng)壽の縁起物として高い値段で購(gòu)入していた」と伝えた。また、「日本の文化では贈(zèng)答品として高級(jí)果物を贈(zèng)る習(xí)慣がある」と紹介?！干纤兢浃涝?huà)になった人に果物を贈(zèng)ることで感謝を示し、その際の包裝は非常に手が込んでいて豪華だとしている。そのよい例が200年の歴史を持つ千疋屋だ」とした。

記事は、「果物の品質(zhì)と包裝には非常にこだわる日本人だが、普段はあまり果物を食べない。特に若者の果物摂取量は非常に少なく、厚生労働省の調(diào)査によると、30歳前後の男性はほとんど果物を食べないそうだ。理由はやはり値段が高いからで、果物の代わりにジュースやその他のドリンクで栄養(yǎng)を摂取する人が多い」とし、「日本では好きなだけ果物を食べることは、富をひけらかすことだと言える」と論じている。

日本の果物が高い理由として記事は、「國(guó)土面積が小さく、丘陵地帯が多いため、耕作面積が限られ、生産量が多くない」と説明。また、「人件費(fèi)が高いこと、ブランド価値があること、輸入果物は品質(zhì)要求が高くて稅金も高いこと、輸送費(fèi)や包裝費(fèi)がかかることも、果物の価格を押し上げている」と分析した。（翻訳?編集/山中）