中國(guó)の大手ECサイト「京東商城（ジンドンしょうじょう、JD．com）」を運(yùn)営する京東集団はこのほど、中國(guó)で初めての陸?海?空「全行程コールドチェーン越境物流」を開(kāi)設(shè)した。ウガンダ産のドライマンゴーなどを中國(guó)向けに販売する。同社日本法人のJD．Com京東日本が2019年2月12日付で発表した。

上海市に本社を置き、中國(guó)―アフリカ間でクロスボーダーサプライチェーンを持つ上海果鋭信息科技（AFRICHAIN）との連攜によって実現(xiàn)した。アフリカの現(xiàn)地政府や現(xiàn)地ブランドの協(xié)力得て、AFRICHAINの持つ越境サプライチェーンと京東物流の持つ中國(guó)保稅物流、倉(cāng)庫(kù)、國(guó)內(nèi)配送網(wǎng)を連動(dòng)させ、流通効率最大化の実現(xiàn)を目指す。

京東集団は、越境ECにおける生鮮食品の輸送では、コールドチェーンによる品質(zhì)管理が重要と説明。アフリカ諸國(guó)には新鮮な果物、ナッツやドライフルーツ、コーヒーなど、中國(guó)市場(chǎng)に出回っていない高品質(zhì)な製品が數(shù)多くあるという。

新設(shè)の全行程コールドチェーン導(dǎo)入により、ウガンダから中國(guó)までの長(zhǎng)距離間でも品質(zhì)を確保した輸送が可能になったという。まずはウガンダ産天然ドライマンゴーとケニア産コーヒーを越境ECサイト「京東海囤全球」で販売する。

京東は自社の品質(zhì)管理システム、マーケティング、サプライチェーンを通じ、アフリカ製品の中國(guó)市場(chǎng)參入及びアフリカ諸國(guó)の経済発展を支援する考えだ。（編集/如月隼人）