中國にも視察に來たのに…米最大の高速鉄道プロジェクトが「終わった」―中國メディア

Record China    2019年2月14日(木) 14時0分

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13日、環(huán)球時報は、「悲報!米國最大の高速鉄道プロジェクトが、終わった」として、カリフォルニア高速鉄道の建設(shè)計畫が白紙に戻ったことを報じた。寫真は中國高速鉄道。

2019年2月13日、環(huán)球時報は、「悲報!米國最大の高速鉄道プロジェクトが、終わった」と題して、米カリフォルニア州の高速鉄道の建設(shè)計畫が白紙に戻ったことを報じた。

記事は「今日、米國からのある情報が多くの中國人の気を引いた。それは、米國史上最大のカリフォルニア高速鉄道建設(shè)プロジェクトが、再び完成前にご破算となったことだ。サンフランシスコ、ロサンゼルスという同州の大都市を結(jié)び、時速354キロを予定していたこのプロジェクトは2008年に立ち上がったが、資金繰りやコスト、用地確保の問題で座礁。15年にようやく著工式が行われ、工事がスタートしたが、19年に入って再びストップしてしまった」と伝えた。

そして、同高速鉄道建設(shè)に當(dāng)たっては、積極的に推進してきたジェリー?ブラウン前同州知事が13年と17年に2度中國を訪問して中國高速鉄道の乗車體験を行い、しきりに稱賛を口にしたと紹介。しかし、ブラウン氏の後を引き継いだ現(xiàn)在のギャビン?ニューサム知事が12日にコストと時間を理由にこれまでの建設(shè)計畫を撤回し、大幅に縮小する意向を表明したことを伝えている。

そのうえで「米國のネット上にある専門的な分析文章の多くが、高速鉄道とん挫の一番の原因として、米國が『自動車國家』であることを指摘している。市民は主に自動車と発達した高速道路を使って長距離移動をし、列車は主に貨物を輸送する機能を擔(dān)っているほか、都市の構(gòu)造自體に強い『自動車色』が見られ、都市間軌道交通の建設(shè)に向いていないというのだ」と解説した。

さらに、米國では航空業(yè)も極めて発達しており、空港の數(shù)は中國の數(shù)倍もあり、チケットも比較的安価であることから、米國では中國のように高速鉄道を積極的に敷設(shè)する必要性が一層打ち消される狀況にあるとの指摘も紹介した。(翻訳?編集/川尻

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