2019年2月13日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、米國(guó)防情報(bào)局が近ごろ発表した報(bào)告書(shū)で、中國(guó)やロシアとの宇宙戦をシミュレーションしたとする、米メディアの報(bào)道を伝えた。

記事は、米CNNの11日付報(bào)道を引用。同局が近ごろ発表した「宇宙の安全が直面する試練」という報(bào)告で、中國(guó)やロシアの宇宙戦の能力について喧伝するとともに、今後起こり得る各種の宇宙戦の形式について列記したと紹介した。

報(bào)告書(shū)では「中ロはすでに一定の対衛(wèi)星手段を持っている。中國(guó)はレーザー兵器による衛(wèi)星やセンサーの破壊を模索している可能性がある。2020年には低軌道空間センサーをターゲットにしたレーザー兵器が投入される可能性があり、今世紀(jì)中後期には脅威が非光學(xué)衛(wèi)星の構(gòu)造にまで拡大し得る」とし、ロシアにも同様の動(dòng)きがあると指摘したという。

また、報(bào)告書(shū)では米軍に脅威を及ぼし得る各種の対衛(wèi)星兵器について重點(diǎn)的に紹介されており、地上基地の対衛(wèi)星ミサイルのほか、航空機(jī)の軌道修正能力も宇宙空間における対衛(wèi)星兵器が採(cǎi)用する選択肢の一つであるとされた。

報(bào)告書(shū)はこのほかにも中國(guó)軍について「解放軍は電子戦能力を現(xiàn)代における戦爭(zhēng)の重要な資産と認(rèn)識(shí)しており、電子戦兵器を使用して敵の裝備を制圧することを強(qiáng)調(diào)している」「解放軍は演習(xí)においてさまざまな通信、レーダー、GPS衛(wèi)星の干渉、抗干渉の技術(shù)を総合的に運(yùn)用している」としている。

環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國(guó)外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官が12日に「米國(guó)防総省の報(bào)告は全く根拠がない。米國(guó)の行為は、自らの宇宙軍備力建設(shè)を推進(jìn)するための言い訳を探すものだ」とコメントしたことを併せて伝えた。（翻訳?編集/川尻）