日本で過ごす春節(jié)、今年はすごく違った―日本在住中國人記者

Record China    2019年2月15日(金) 17時20分

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14日、中國紙?環(huán)球時報(電子版)に「日本で過ごす春節(jié)、今年はすごく違った」とする記事が掲載された。寫真は春節(jié)カラーに染まった東京タワー(撮影:任鋭)。

2019年2月14日、中國紙?環(huán)球時報(電子版)に「日本で過ごす春節(jié)、今年はすごく違った」とする記事が掲載された。

筆者は日本在住の中國人記者で、「日本生活が長く、日本で少なくない數(shù)の春節(jié)(舊正月)を過ごしてきたが、今年の狀況はすごく違うものだった」と感想を述べた。

筆者が最初に指摘したのは、舊暦大みそかの今月4日夜、東京タワーが中國風の赤い色にライトアップされたことだ。記事は「日本のほぼすべてのテレビ局がこの話題を伝え、ソーシャルメディアも『中國紅(チャイナ?レッド)』にライトアップされた東京タワーの寫真で覆われた。東京タワーが中國の新年を祝うために赤くライトアップされたのは今回が初めてだ」とした。

続けて「もっと異例だったのは、東京タワーの點燈式終了後、各テレビ局が、安倍晉三首相が新年を祝うビデオメッセージを放送したことだ」とし、「安倍首相は中國語で『大家過年好(皆さん、あけましておめでとうございます)』とあいさつし、さらに『百聞は一見にしかず』という言葉を用いて國民同士の直接交流を呼び掛けた」とした。

次に「日本各地の中華街のイベントは、今年は例年にも増してにぎやかだった」とし、「神戸市の中華街?南京町ではコスプレパレードが行われ、楊貴妃や包拯、西遊記の師匠と弟子の4人などが登場すると、多くの日本人観光客を引き付けていた。東京タワーの下でも、中國の風情に満ちた提燈祭が開かれた」とした。

また「2016年から毎年恒例となった春節(jié)聯(lián)歓晩會(中國版?紅白歌合戦)のニコニコ生放送は今年も例外ではなく、舊暦大みそかの夜に6萬人以上の日本人がオンラインで視聴した」などとした。

その上で、「中國に対する日本の世論は明らかに改善している。日本政府が中國との関係を重視する姿勢を表明したことが、そうした流れを導いている」とする日本人記者の話や、「日本人の中國に対する受け止めは変わってきている。経済で中國に追い抜かれた後、中國に対して批判や悪口なども見られた。だが今では中國経済を悪く言う日本人はほとんどいない。中國から毎年700萬人が日本を旅行し、日本に大きな経済的利益をもたらしていることが、日本社會に中國との協(xié)力の重要性を認識させている」とする日本の大學教授の話を紹介した。(翻訳?編集/柳川)

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