2013年1月23日、中國(guó)のテレビ産業(yè)は2012年に大きな変化を迎えた。かつて王者であった日本家電メーカーは全面的に打撃を受け、韓國(guó)や中國(guó)のメーカーが発展のチャンスをつかんだ。政府による補(bǔ)助金政策も中國(guó)メーカーにビジネスチャンスをもたらした。基礎(chǔ)技術(shù)の高さが市場(chǎng)の優(yōu)位性につながる時(shí)代は過ぎ去り、中國(guó)メーカーの利益はやや高まった。人民網(wǎng)が伝えた。

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しかし、冷靜に考えると、中國(guó)のテレビ産業(yè)には「中身の無い膨張」という現(xiàn)象が見られる。しっかりとした「骨と肉」を持たなければ、中國(guó)テレビ産業(yè)の未來に危機(jī)がもたらされるだろう。

新型テレビの主要機(jī)能（スマート機(jī)能?OSなど）は業(yè)界の売りとなっているが、そのコア技術(shù)は依然として中國(guó)企業(yè)の手中にあるわけではない。かつて、テレビのコア技術(shù)は日本メーカーが掌握していたが、最近のスマート機(jī)能、OS、パネルなどの技術(shù)はグーグル、アンドロイド、サムスン、LGなどの國(guó)外メーカーが掌握している。

2012年、TCLや創(chuàng)維、海信など中國(guó)メーカーの市場(chǎng)シェアは良好な水準(zhǔn)を維持したが、業(yè)界全體の利益配分を見ると、中國(guó)企業(yè)は一體どれほどの利益を得たのだろう？獨(dú)立したコア技術(shù)が無ければ、真の意味で優(yōu)位を確立することはできない。中國(guó)企業(yè)はこの危機(jī)について考慮するべきだ。

とどのつまり、中國(guó)は依然としてとてつもなく大きい「製造王國(guó)」であり、実質(zhì)的な変化はない。日系メーカーが衰退し、中國(guó)メーカーは市場(chǎng)シェアを獲得したが、韓國(guó)メーカーは利益を得る一方でコア技術(shù)でも進(jìn)歩を得ている。

いかにして「製造大國(guó)」から「産業(yè)強(qiáng)國(guó)」へと向かうか。中國(guó)はゼロからスタートしなければならない。業(yè)界をけん引する魂となるのはコア技術(shù)だ。2012年は中國(guó)メーカーの奮起の年だったが、自覚の年とも言える。中國(guó)は大きな組立工場(chǎng)?他國(guó)の金儲(chǔ)けのために必死で働く機(jī)械という身分に満足してはならない。

「民心を得る者が天下を得る」という言葉がある。今の消費(fèi)者は、テレビが生活にもたらすより多くの體験、スマート機(jī)能、より便利な操作を望んでいる。これがテレビ産業(yè)変革の必然性をもたらす。中國(guó)テレビ産業(yè)は今年も変革に直面しており、困難な道を進(jìn)む必要がある。我々は長(zhǎng)期的発展を見據(jù)え、中國(guó)テレビ産業(yè)の「骨と肉」をしっかりと構(gòu)築しなければならない。

現(xiàn)在、中國(guó)テレビメーカーの集中化は基本的に完了し、大手メーカーの集中は競(jìng)爭(zhēng)力の増強(qiáng)に役立つ。業(yè)界において、基礎(chǔ)技術(shù)の高さが優(yōu)位性につながっていた時(shí)代は過ぎ、今はその他の機(jī)能が優(yōu)位となりつつある。今はまだ発展の模索段階にあり、変數(shù)は大きい。しかしこれも有利な要素となる可能性がある。

テレビ産業(yè)の「骨」とはコア技術(shù)であり、「肉」とはマーケティングである。しっかりとした技術(shù)を持ち、マーケティングで成功することで、中國(guó)は初めて真の意味でテレビ産業(yè)の強(qiáng)國(guó)となれる。スマート機(jī)能、OS、チップ技術(shù)などコア分野の掌握が特に重要だ。中國(guó)は他國(guó)に依存する従來のやり方を捨て、「創(chuàng)造」と「組立」の工場(chǎng)とならなければならない。

中國(guó)國(guó)家発展改革委員會(huì)は2013年の年明け早々、液晶パネルメーカー6社に対し、獨(dú)占禁止法を適用したが、これは中國(guó)の市場(chǎng)秩序を完備し保護(hù)するためのシグナルの1つでしかない。政策による後押しを受けつつ、中國(guó)企業(yè)はさらなる努力をする必要がある。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/內(nèi)山）