2019年2月22日、中國(guó)通信機(jī)器大手の華為技術(shù)（ファーウェイ）の次世代通信規(guī)格「5G」參入をめぐり、英國(guó)の情報(bào)當(dāng)局が「リスクは管理可能と判斷した」と複數(shù)の英紙が報(bào)じた。英國(guó)は米國(guó)やカナダ、オーストラリア、ニュージーランドと共に機(jī)密情報(bào)の共有網(wǎng)を築く?！弗榨ˉぅ?アイズ」と呼ばれる「スパイ同盟」に亀裂が走るのか。

ファーウェイの5G參入について、英國(guó)のウィリアムソン國(guó)防相は昨年12月、「重大で非常に強(qiáng)い懸念を抱いている」と表明。參入を容認(rèn)すれば、中國(guó)のスパイ活動(dòng)に利用される恐れがあるとして、サイバーセキュリティーを全面的に見(jiàn)直す必要性を訴えた。英秘密情報(bào)部（通稱MI6）のヤンガー長(zhǎng)官も「情報(bào)網(wǎng)を危機(jī)にさらす危険がある。とりわけ軍事関連の通信を傍受されれば、戦略が筒抜けとなって安全保障上の脅威となる」と警戒していた。

英フィナンシャル?タイムズ（FT）などによると、ファーウェイ製品の安全性を調(diào)べている英政府通信本部（GCHQ）傘下の國(guó)家サイバーセキュリティーセンター（NCSC）はこのほど、5G網(wǎng)に導(dǎo)入しても安全保障上のリスクは抑えられると評(píng)価した。FTは利用を一部制限すべき領(lǐng)域はあるものの、調(diào)達(dá)先の多様性を確保する狙いもあり、全面排除しない方向で検討していると伝えた。

さらにFTが関係筋の話として報(bào)じたところによると、英デジタル?文化?メディア?スポーツ省は國(guó)內(nèi)の通信インフラに関する調(diào)査報(bào)告を公表する見(jiàn)通し。報(bào)告にはファーウェイ製品を5Gネットワークに利用した場(chǎng)合の情報(bào)漏えいリスクへの対処方法などが盛り込まれるという。

「ファイブ?アイズ」は諜報(bào)活動(dòng)に関する「UKUSA協(xié)定」を締結(jié)しているアングロサクソン系5カ國(guó)の通稱。加盟國(guó)間で傍受した盜聴內(nèi)容や情報(bào)を共同利用している。米軍三沢基地（青森県）にも「象のおり」といわれた巨大なアンテナ施設(shè)があり、ロシア（舊ソ連）、中國(guó)、北朝鮮などの通信を24時(shí)間モニターしていた。

5カ國(guó)中、米國(guó)やオーストラリア、ニュージーランドは5G分野へのファーウェイ參入を禁止した。米國(guó)の要請(qǐng)で同社の孟晩舟?副會(huì)長(zhǎng)兼最高財(cái)務(wù)責(zé)任者（CFO）を拘束したカナダも禁止の方向とされる。ペンス米副大統(tǒng)領(lǐng)は16日、ミュンヘン安全保障會(huì)議で演説し、安全保障上の脅威と同社を名指しで非難。ポンペオ米國(guó)務(wù)長(zhǎng)官も同社製品を使う國(guó)との同盟関係の維持は困難だと警告した。

英政府はファーウェイの5G參入の可否について判斷を示していないが、ロイター通信は「英國(guó)が歐州の通信機(jī)器市場(chǎng)でファーウェイに救いの手を差し伸べた形だ」と報(bào)道?！杆螄?guó)が英國(guó)に追隨すれば、歐州の5G市場(chǎng)で覇権を狙うというファーウェイの野心は頓挫せずに済む」として、英政府の最終判斷に注目している。（編集/日向）