2019年3月14日、北京晩報(bào)は、昨年の中國(guó)人海外旅行者數(shù)が延べ1億5000萬(wàn)人近くになったと伝えた。

中國(guó)旅遊研究院と攜程（シートリップ）旅行ビッグデータ聯(lián)合実験室が共同で発表した「2018年中國(guó)旅行客海外旅行ビッグデータ」によると、昨年の中國(guó)人海外旅行者の數(shù)は延べ1億4972萬(wàn)人に達(dá)し、前年比14．7％増となった。タイ、日本、香港、マカオ、臺(tái)灣、べトナム、シンガポール、インドネシア、ロシア、カンボジア、オーストラリア、フィリピンなどの國(guó)?地域で最も多い外國(guó)人旅行者となったという。

記事は、「02年から17年までの間の中國(guó)公民の旅券（パスポート）発行數(shù)は1億7300萬(wàn)冊(cè)に達(dá)し、平均すると年間1080萬(wàn)冊(cè)発行している。旅券所持者は人口の約10％となった」と紹介。一方で、「香港、マカオ、臺(tái)灣への行った旅行者數(shù)を除くと、18年の海外旅行者數(shù)は約7125萬(wàn)人で、海外旅行へ行った人は100人當(dāng)たり5人にも満たないことになるため、海外旅行市場(chǎng)の潛在力はまだ大きい」と分析した。

中國(guó)旅遊研究院によると、18年は1200億ドル（約13兆3200億円）を海外で消費(fèi)しており、海外での1人平均支出額は約800ドル（約8萬(wàn)9000円）になるという。中國(guó)の旅行大手?攜程を通して海外旅行へ出かけた人の平均消費(fèi)額は5500元（約9萬(wàn)円）で、昨年同期比でほぼ同じ水準(zhǔn)だったという。

中國(guó)人に人気の海外旅行先トップ20は、タイ、日本、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、米國(guó)、カンボジア、ロシア、フィリピン、オーストラリア、イタリア、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦、トルコ、英國(guó)、モルディブ、フランス、ドイツ、スペイン、スリランカだった。（翻訳?編集/山中）