2013年1月25日、クリスマス1週間前、中國の春節(jié)（舊正月、今年は2月10日）の前後は中國人観光客の日本観光シーズンだ。例年ならば日本の関係各社は準(zhǔn)備を整えこれを迎えるはずだが、日中関係の緊張の持続に伴い、各社は期待を大きく裏切られている。多くの中國人団體客は韓國や東南アジア諸國を選択している。日本の各社は「政治家のせいで商売がやりにくくなった」と不満を口にしている。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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大阪の旅行會(huì)社の企畫部擔(dān)當(dāng)者はこのほど、「2012年上半期に訪日した中國人観光客は多かった方だが、9月以降に激減し、訪日を予定していた中國の団體客が予約をキャンセルした。この時(shí)期は中國人観光客の日本観光シーズンだが、今年はまだ中國の団體客から一つも予約が入っていない」と語った。日本の大手旅行會(huì)社は中國人観光客が激減してもなんとか経営を維持できるが、多くの中小企業(yè)は中國人団體客の流失により倒産を余儀なくされている。日本メディアは「日中関係の冷え込みにより、タイが漁夫の利を得た」と嘆いた。

大阪市淀屋橋の家電店の経営者は、「昔はデジカメやゲームがよく売れていた。中國人観光客は羽振りがよく、50萬円のカメラのレンズを一度にいくつも購入していた。しかし今年は日本の政治家が日中関係を慎重に処理せず、尖閣問題で日本経済全體が影響を被った。われわれ國民には希望が見えない。このような見通しのきかない政治家に任せておけば、日本の未來に希望はないだろう」と語った。

日本の識(shí)者の多くが日本経済の発展は中國から離れられないと表明している。前衆(zhòng)議院議長(zhǎng)、日本國際貿(mào)易促進(jìn)協(xié)會(huì)の河野洋平會(huì)長(zhǎng)はこのほど、日本國際貿(mào)易促進(jìn)協(xié)會(huì)と日中経済協(xié)會(huì)が主催した新年會(huì)において、中國経済を失った日本経済に発展はないと発言した。

関西のある大學(xué)の経済學(xué)教授は「日本の自動(dòng)車や電子商品などは中國という巨大な市場(chǎng)を必要としている。日本では東南アジア諸國への移転により中國に対する依存度を引き下げると議論されているが、13億人以上の巨大な消費(fèi)市場(chǎng)を持つ中國は日本企業(yè)にとって非常に重要だ。この市場(chǎng)がなければ、良い商品をどれほど多く生産したところで売る場(chǎng)所がなく、赤字を計(jì)上し続けるだろう。日本が中國という市場(chǎng)を重視しなければ、歐州や米國が中國市場(chǎng)のシェアを獲得し、日本のチャンスが徹底的に失われるだろう。今後10?30年にかけて、中國市場(chǎng)は依然として最も魅力ある市場(chǎng)である。先々までの見通しを持つ政治家ならば、中國を敵とするのではなく、友とするべきだ」と記者に語った。

日中関係の冷え込みにより日本経済の回復(fù)が原動(dòng)力を失っており、多くの國民も不安にさいなまれている。大阪在住の遠(yuǎn)藤さんは「親戚が日中貿(mào)易を手がける企業(yè)で勤務(wù)しているが、日中関係の冷え込みにより貿(mào)易がやりにくくなっている。親戚たちは日中関係がさらに悪化することを懸念している。日本と中國は友好関係を維持するべきだ。しかし安倍首相は新年早々、中國との非友好的な政策を続けている。今年の日中関係は去年と同じになってしまうのだろうか」と語った。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/TF）