2013年1月23日、中國(guó)のコマーシャルプランナー、秦全耀（チン?チュエンヤオ）氏は「北朝鮮は『敵対勢(shì)力』という箱の中に中國(guó)を入れようとしている」と題した記事を中國(guó)のブログサイトに掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

23日、國(guó)連安保理で対北朝鮮制裁強(qiáng)化決議が採(cǎi)択されたが、中國(guó)外交部は「12年12月12日の衛(wèi)星発射以降、北朝鮮に対して繰り返し中國(guó)の立場(chǎng)を表明してきた。國(guó)際社會(huì)が北朝鮮に対して強(qiáng)い懸念を抱いている狀況下で衛(wèi)星発射を?qū)g施したことは大変に遺憾だ」と北朝鮮を非難。一方、対話(huà)や交渉による朝鮮半島問(wèn)題の平和的解決や6カ國(guó)協(xié)議の再開(kāi)などが盛り込まれた決議について、「全體的にバランスがとれている」と評(píng)価した。

これに対し北朝鮮外務(wù)省は「米國(guó)の北朝鮮に対する敵視政策が強(qiáng)化され、朝鮮半島の非核化は終わりを告げた。今後は朝鮮半島と地域の平和、安定についての対話(huà)はあっても、朝鮮半島非核化を議論する対話(huà)はないだろう」との聲明を出している。

北朝鮮はさらに「もし敵対勢(shì)力がわれわれを挑発し続けるのであれば、われわれの革命勢(shì)力はその根源を徹底的に破壊する重大な措置を講じる」とけん制し、「今後も衛(wèi)星打ち上げの権利を行使し、より威力のある運(yùn)搬ロケットを発射する」と強(qiáng)く述べている。

ここで注意したいのは、北朝鮮がこれまで聲明文のなかで使用してきた「米帝國(guó)主義」が消え、「敵対勢(shì)力」という言葉が使われている點(diǎn)だ。そこには安保理決議に賛成した中國(guó)も含まれているのではないだろうか？

「敵対勢(shì)力」という言葉が誕生したのは1917年のロシア革命だと言われている。その後、この言葉は社會(huì)主義國(guó)家でのみ使われるようになった。舊ソ連の解體後、「敵対勢(shì)力」を使う國(guó)家は減少の一途をたどり、現(xiàn)在は中國(guó)、北朝鮮、ベトナム、キューバ、ラオスの5カ國(guó)のみだ?！笖硨潉?shì)力」とは一體何を指すのだろう？「これが敵対勢(shì)力だ」と言われれば、それが敵対勢(shì)力になる。「敵対勢(shì)力」というのは箱のようなもので、北朝鮮はそのなかに中國(guó)を入れようとしているのだ。ミサイル発射後の2日間、北朝鮮は宣伝畫(huà)のなかで中國(guó)の人民日?qǐng)?bào)を「革命を育てる託児所」として描いていたのに、ほんのわずかの間に中國(guó)は彼らの「敵対勢(shì)力」になってしまったようだ。（翻訳?編集/本郷）