2013年1月27日、中國(guó)の映畫監(jiān)督チェン?カイコー（陳凱歌）の名を世界に響かせた名作「さらば、わが愛/覇王別姫」について、監(jiān)督による作品ではなかったとの噂がネット界に浮上。関係者がこぞって否定している。羊城晩報(bào)が伝えた。

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項(xiàng)羽と虞美人の最期を綴った京劇の演目「覇王別姫」をモチーフに、これを十八番とする天才役者2人の、數(shù)奇かつ愛憎に満ちた人生を描く「さらば、わが愛/覇王別姫」。93年の第46回カンヌ國(guó)際映畫祭でパルム?ドール（最高賞）を受賞し、チェン監(jiān)督の名を國(guó)際社會(huì)に知らしめた名作だ。

この映畫について最近、中國(guó)のインターネット上に「本當(dāng)はチェン?カイコーの作品ではない」との書き込みがされた。映畫界の事情通の話として、チェン監(jiān)督の父親で同じく著名映畫監(jiān)督チェン?ホアイカイ（陳懐皚）の作品だと指摘している。

この話題について27日、チェン監(jiān)督の事務(wù)所広報(bào)が即対応。畫家が単獨(dú)で作品を描き上げるのとは違い、映畫はキャストやスタッフが數(shù)百人規(guī)模で作り上げるもの。それだけ多くの人の目がありながら、チェン監(jiān)督が“代役”を立てるのは「ありえない」としている。また、チェン?ホアイカイ氏は撮影當(dāng)時(shí)、ガン治療のため入院中。病院に入ったまま94年に死去していることも否定の大きな根拠だ。

同作で主演したレスリー?チャン（張國(guó)栄）の子供時(shí)代を演じた俳優(yōu)ユン?ジー（尹治）も、これを聞きつけて否定?，F(xiàn)場(chǎng)見舞いに來(lái)たチェン?ホアイカイ氏を見かけたことはあるが、明らかに病の身で、撮影指導(dǎo)するような體力はなかったという。今回の報(bào)道について「バカらしい」とコメントしている。（翻訳?編集/Mathilda）