2019年2月20日、韓國(guó)?ニューシスは「憲法裁の弾劾決定から2年が経過(guò)したが…政界で樸前大統(tǒng)領(lǐng)の弾劾論爭(zhēng)が再燃」と題する記事を掲載した。

記事はまず、樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)時(shí)代の與黨だった自由韓國(guó)黨（※當(dāng)時(shí)はセヌリ黨）が、弾劾直後には黨論で弾劾を受け入れていたが、最近になってこれを覆そうとする動(dòng)きを見(jiàn)せていると伝えた。自由韓國(guó)黨を除く與野黨は、これに一斉に反発しているという。

政界では、自由韓國(guó)黨の全黨大會(huì)が黨代表候補(bǔ)の親樸系?黃教安（ファン?ギョアン）元首相と金鎮(zhèn)臺(tái)（キム?ジンテ）國(guó)會(huì)議員、非樸系?呉世勲（オ?セフン）前ソウル市長(zhǎng)に固まり、「弾劾たたき」が支持層結(jié)集のための手段になっているとの見(jiàn)方が出ている。特に、樸政権時(shí)代の最後の首相で樸前大統(tǒng)領(lǐng)に友好的な保守層の支持を受けている黃氏が有力な黨代表候補(bǔ)に浮上し、弾劾論爭(zhēng)が拡散しているという。

黃氏は19日の討論會(huì)で、これまで弾劾を批判してきた金氏とともに「樸前大統(tǒng)領(lǐng)の弾劾はやむを得なかったと思うか」という質(zhì)問(wèn)に対し、「客観的真実がいまだに明確になっていないのに、政治的責(zé)任を問(wèn)い弾劾決定を下すことは妥當(dāng)ではない。弾劾が妥當(dāng)との意見(jiàn)に私は同意できない」と弾劾反対の意向を示した。呉氏だけが弾劾に賛成し、當(dāng)時(shí)院內(nèi)代表だった鄭宇沢（チョン?ウテク）議員は「憲法裁の決定を尊重するというのがわが黨の黨論」と繰り返し強(qiáng)調(diào)したという。

これに対し、與野黨は一斉に謝罪を要求。共に民主黨の洪永杓（ホン?ヨンピョ）院內(nèi)代表は同日、國(guó)會(huì)で開(kāi)かれた拡大幹部會(huì)議で「明らかな自己否定で、民主主義を守った國(guó)民に対する冒涜（ぼうとく）」と一喝。民主平和黨のキム?ジョンヒョン報(bào)道官も論評(píng)で「今になって弾劾を否定することは國(guó)民をさらに不幸にするだけ。政治指導(dǎo)者としての資格が疑われる」、正義黨のチョン?ホジン報(bào)道官も「國(guó)らしい國(guó)を造ろうとろうそくを手にした國(guó)民に対する不正であり冒涜」と批判したという。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからは50代を中心に幅広い年齢層からコメントが寄せられている?！笜闱按蠼y(tǒng)領(lǐng)は崔順実（チェ?スンシル）に利用されただけ。弾劾は見(jiàn)直すべき」「ろうそくデモは自発的な參加者もいたけど、団體やメディアの影響も強(qiáng)かった」「正直言って、自分も扇動(dòng)されてろうそくデモに行ってた」「一國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)を弾劾した事件。問(wèn)題は本當(dāng)になかったのか、もしあったとしたら二度とそのような誤った判斷があってはならないという趣旨で世論をつくっていくことは、非常に健全な政治風(fēng)土なのでは。今考えたら當(dāng)時(shí)は感情的な弾劾だったような…」「本當(dāng)に間違っていたのなら弾劾は當(dāng)然なこと。でも弾劾して権力を手にした人が同じことをしている。文大統(tǒng)領(lǐng)は自分にとっていい話しか聞かない。前大統(tǒng)領(lǐng)と何が違うの？」など、政界とは異なり擁護(hù)派の意見(jiàn)が上位を占めている。

そのため、「うまくいけば2連続の弾劾國(guó)家になれるかもよ（笑）。今の政権は世論操作もするしネット検閲もしたじゃないか」「文大統(tǒng)領(lǐng)は弾劾の準(zhǔn)備でもした方がいいと思うよ。やってることを見(jiàn)たら、もはや獨(dú)裁政権に戻りつつある」とする聲も上がっている。（翻訳?編集/松村）