Record China 2013年1月29日(火) 11時1分
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28日、人民日報海外版によると、臺灣の保釣漁船が日本側から攻撃を受けた際、臺灣の巡視船は「応援」に來た中國本土の海洋監(jiān)視船に対して意外にも「直ちに立ち去るように」と呼びかけた。寫真は山東省青島市に停泊する中國の海洋監(jiān)視船。
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2013年1月28日、人民日報海外版によると、臺灣の保釣(尖閣防衛(wèi))漁船が日本側から攻撃を受けた際、臺灣の巡視船は「応援」に來た中國本土の海洋監(jiān)視船に対して意外にも「直ちに立ち去るように」と呼びかけた。この一幕は今月24日に尖閣諸島の南西約20海里で起きた。當時、臺灣漁船「全家福」は媽祖像を尖閣諸島へ運ぶ途中だったが、護衛(wèi)していた臺灣海岸巡防署の巡視船4隻が日本側艦艇に対抗しなかったため、高圧放水で複數(shù)箇所破損し、帰航を余儀なくされた。
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今回の活動に參加した臺灣中華保釣協(xié)會の黃錫麟(ホアン?シーリン)秘書長は帰航後、報道陣に「臺灣海岸巡防當局の設備、裝備は余りにも劣っており、日本側と比べものにならない。巡視船自體が破損さえした」と述べた。
■臺灣側「両岸の共同保釣を回避」
臺灣「中央社」の報道によると、漁船「全家福」は尖閣諸島海域で保釣活動を行うため今月24日午前1時45分(現(xiàn)地時間=以下同)に新北市深澳港を出港。臺灣「海岸巡防署」は「全家福」の安全を全行程で守るため、モーターボート2隻と巡視船4隻を派遣した。
同日午前9時40分、尖閣諸島の南西28海里で日本海上保安庁の公船8隻が蛇行し、波を立て黒煙を排出するなどして、臺灣漁船「全家?!工斑Mできないようにした。10時32分、日本の公船は「全家?!工藢潳工敕潘蜷_始。これに対し臺灣「海岸巡防署」の艦艇4隻が前に出て保護した。
10時50分、中國本土の海洋監(jiān)視船3隻が尖閣諸島の南西20海里、臺灣の巡視船「和星艦」の左方2.5海里の地點に出現(xiàn)した?!竵I岸の共同保釣の疑いを引き起こさないため」、臺灣巡視船は無線とLED燈で「釣魚島(尖閣諸島)は中華民國の領土だ。ここは中華民國釣魚島海域だ。直ちに立ち去るように」と呼びかけた。
11時30分、「全家?!工霞忾w諸島の南西12海里の地點に停留し、大陸の海洋監(jiān)視船3隻は「和星艦」の後方0.3海里の地點、日本公船は周辺海域に。その後「全家?!工涎}數(shù)箇所の破損のため、帰航を始めた。
■「中國本土の海洋監(jiān)視船はわれわれのしんがりを務めた」
「全家?!工贤瘴玑?0時に新北市深澳漁港に帰港。乗組員たちは下船するや待ちかまえていた報道陣多數(shù)に取り囲まれた?!溉腋!工献髠趣未瑹簸郅苋珦p。船室內はぐちゃぐちゃで、床はガラスの破片でいっぱいだった。浸水のため、エンジン1つを含む重要器具多數(shù)が損壊していた。
黃氏は「日本は寸鉄帯びぬ臺灣の保釣活動家に、悪辣で橫暴なやり方で対処した」と指摘。保釣メンバーは3カ月後、海の狀況が好転するのを待って、再び保釣活動を発動する可能性も排除しないと表明した。
「釣魚島(尖閣諸島)の領有権を守るには両岸が連攜してこそ効果的だ。臺灣だけではお手上げだ。したがって中國本土の海洋監(jiān)視船が來たことは事実上、われわれを勢いづかせ、しんがりを務めるものであり、大変な喜びと安堵を覚えた」と黃氏は語った?!竵I岸の民間の連攜による保釣は2003年から現(xiàn)在までずっと行われている。現(xiàn)在民間の保釣には何ら問題はない。臺灣政府側がどうしたいのかが大きい」という。
今回の狀況から見て、臺灣當局は依然「両岸の共同保釣はあり得ない」という立場を固守している。馬英九(マー?インジウ)総統(tǒng)は2012年8月に日本メディアの取材にこの立場の恪守を約束して、黨內世論から「媚日」「北洋軍閥にも劣る」と批判された。臺灣中國文化大學の邱毅(チウ?イー)教授は、馬総統(tǒng)のこの言動について「米國に釈明するため」と分析する。
■學者「両岸が連攜すれば日本は震え上がる」
同一海域に両岸の艦船が同時に出現(xiàn)するのは、中國の保釣の歴史において初めてのことではないが、同時に7隻もの法執(zhí)行船が出現(xiàn)したのは初めてだ。
臺灣「中國時報」は今月25日の論説で、中國本土の海洋監(jiān)視船に退去を求めた臺灣當局のやり方は偏狹で長期的視點を欠くものだと指摘?!浮汉0堆卜朗稹慌灤瑵O業(yè)保護過程で中國本土が通常派遣している保釣目的の海洋監(jiān)視船と『期せずして遭遇し』、両岸が連攜して日本に対抗する形勢を形作る。柔軟な戦略を運用できれば、日本側船舶を震え上がらせ、臺灣側の保釣の正當性をよりはっきりと示すことができる」と論じた。
中國社會科學院で領海問題を研究する王暁鵬(ワン?シャオポン)氏は「日本は以前、釣魚島(尖閣諸島)に対していわゆる『慰霊祭』『開拓記念』などの『亡霊參拝』活動を行い、釣魚島における中國の文化主権の侵害を企てた。臺灣漁船が今回媽祖像を島に祭ろうとしたのは、これに対する臺灣民間の自発的対応と見なせる」と指摘した。
王氏はまた「臺灣側の最近の言動から、釣魚島問題において臺灣當局が依然『漁業(yè)権重視、領有権軽視』の原則を堅持していることが見てとれる。臺灣當局が艦船を派遣して護衛(wèi)したのは、保釣活動家を守るため以上に、民間活動家の過激な行動によって釣魚島情勢が打ち破られ、最終的に臺灣當局が後始末をさせられることを防ぐためだ」「両岸の船舶が同一の海域に同時に出現(xiàn)したことで、客観的に主権維持協(xié)力の効果が発揮された」と指摘した。
尖閣諸島周辺での臺灣漁師の操業(yè)は長年日本側との戦いでもあった。今回の事件後すぐに日本側は臺日漁業(yè)協(xié)議の延期をほのめかした。國民黨の林郁方(リン?ユーファン)立法委員は今月25日「漁業(yè)交渉はすでに17、8回行われたが、最後はいつも日本が面倒を引き起こして合意にいたらなかった。私は一貫して漁業(yè)協(xié)議を評価していない。漁業(yè)権と『主権』は斷じて分割不能であり『交渉しながら爭い、爭いながら交渉する』しかないからだ」と表明した。(提供/人民網日本語版?翻訳/?編集/內山)
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