中國メディアの參考消息は2019年2月23日付で、スペイン有力紙「エル?パイス」（電子版）の報(bào)道によるとして、「西側(cè)報(bào)道：中國はまさに、世界最強(qiáng)の軍隊(duì)に向け邁進(jìn)」と題する記事を掲載した。今日頭條、新浪網(wǎng)など他の中國メディアも同記事を転載。コメント欄では「必然の結(jié)果」などとする意見が続々と寄せられた。

エル?パイスは11日で、中國の軍事予算が2000から16年まで毎年2ケタ成長を続け、中國の軍事改革が2015年から明らかに強(qiáng)化されたなどと指摘。中國軍はより専門的になり、戦闘力もより強(qiáng)化され、さらに「情報(bào)戦に勝利できる」ようになったと主張した。

エル?パイスはさらに、中國が2018年に超高速ミサイルシステムで実験を繰り返したことや、米軍が2017年にアフガニスタンで使用した、通常兵器としては最も強(qiáng)力とされる大規(guī)模爆風(fēng)爆弾（MOAB）に類似した兵器の実験にも、1月になり成功したと発表したこと、2017年には海軍の水上艦と潛水艦の數(shù)が米國を抜き、現(xiàn)在は米海軍が283隻であるのに対して、中國海軍は317隻になったと説明。

エル?パイスは中國軍の実力について、「米軍にはまだ大きな差をつけられているが、その差は縮まりつつある」と主張したという。

エル?パイスが直接、「中國はまさに、世界最強(qiáng)の軍隊(duì)に向け邁進(jìn)」に相當(dāng)する表現(xiàn)を使ったかどうかは不明。しかし今日頭條や新浪網(wǎng)など、読者向けコメント欄を設(shè)けているニュースサイトには、「中國軍が世界最強(qiáng)に邁進(jìn)」とする主張を肯定する意見が多數(shù)寄せられた。

「中國の臺(tái)頭。これは世界平和を維持するための必然の結(jié)果なのだ」「懸命になる精神で、米軍は永遠(yuǎn)に中國解放軍にかなわない」「中華民族の不撓（ふとう）不屈の精神は一貫して米國より先に行く」「毛沢東主席は早くから、英米を追い越し、富國強(qiáng)兵で中華を振興すると述べたのだ！」「毛主席は、われわれに鉄は少ないが精神力は多いと言った、われわれは、鉄も多いし精神力も多い段階になったのでは？ このことは知らねばならない」などの書き込みだ。（翻訳?編集/如月隼人）