2019年2月24日、巨額脫稅騒動(dòng)で注目を浴びる中國の女優(yōu)ファン?ビンビン（范冰冰）の主演映畫が來月公開の運(yùn)びとなり、これが復(fù)帰の第一歩になると見られている。

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ファン?ビンビンの巨額脫稅疑惑が浮上したのは昨年5月のこと。その後、公の場(chǎng)面から完全に姿を消したことで、この騒動(dòng)が世界中から注目を浴びることとなった。同年10月には中國の稅務(wù)當(dāng)局が調(diào)査結(jié)果を公表し、ファン?ビンビンに対して8億8400萬元（約147億円）の罰金と追徴課稅金の納付を命じている。

中國のエンタメデータサイト「蕓恩網(wǎng)」ではこのほど、「2019～22年の注目すべき國産映畫」リストを公開。この中に、今年3月公開の作品としてファン?ビンビン主演「她殺」が登場(chǎng)している。

もともと昨年公開予定だった「她殺」は、ファン?ビンビンをはじめ、日中合作映畫「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」の俳優(yōu)ホアン?シュエン（黃軒）らが出演するサスペンス映畫。お蔵入りの危機(jī)がうわさされ、同じく中國の人気女優(yōu)ヤン?ミー（楊冪）を起用して、ファン?ビンビンが出演する全シーンの撮り直しが検討されている、とも報(bào)じられてきた注目作だ。

早い段階での復(fù)帰は困難と見られているファン?ビンビンだが、中國メディアやエンタメを管理する國家新聞出版広播総局（広電総局）の許可が下りて上映にこぎ著けるとすれば、今後の本格復(fù)帰に向けた試金石となるのは必定だ。（Mathilda）