2013年1月31日、中國で首都の北京市など北部を中心に先月から続いている深刻な大気汚染について、三大國営石油企業(yè)の會長が「製油企業(yè)にも直接的責任の一端がある」と認めた。中國國営?新華社通信の報道。

【その他の寫真】

中國石油化工グループの溥成玉(フー?チョンユー)會長の“責任”発言が大きく注目されている。しかしながら一方で、「製油企業(yè)が基準値を満たしていないのではなく、國家基準が甘いということだ。中國でユーロV(歐州連合の自動車排出ガス規(guī)制。數(shù)字が大きいほど厳しい)を採用しているのは北京だけ。その他の地方ではユーロIIIが採用されており、公的基準を引き上げなければ他もついてこない」と発言している。

これが報道されると、記事のコメント欄には非難が殺到。経済利益を優(yōu)先した結果、責任を政府に押し付けるかのような発言內容に、多くの一般市民は反感を募らせているようだ。

「國家経済の命運を握り、それによって世界の百強企業(yè)にまで上り詰めた國営石油企業(yè)。石油価格だって彼らの言うままに操られていたじゃないか」

「これでまた政府から莫大な“設備改造費”をかすめ取るつもりか。責任転嫁だけでは飽き足らず、これを金もうけの手段にしようとは！」

「早く民間企業(yè)や外資企業(yè)を參入させろ。廉価でクリーンなガソリンはいつになったら市民の手に屆くんだ」

「これってつまり、まもなくガソリン価格が値上げしますっていう前振りじゃないの？」

「こういう石油企業(yè)幹部の家族って、みんな海外に移住済みらしいよ。だから、國內の環(huán)境汚染なんて関係なく、金もうけに専念できるってわけ」(翻訳?編集/愛玉)

※＜本日の中國TOPニュース＞では、中國の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年1月31日付の中國大手ポータルサイト?新浪（Sina）のランキング10位の記事。