2013年1月30日、露ラジオ局?ロシアの聲（電子版）は「生態(tài)的災(zāi)難が中國に訪れる」と題した記事を掲載した。31日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

中國で深刻な大気汚染が広がっている。ロシア科學(xué)アカデミー極東研究所のイーゴリ?ウシャコフ氏は、高気圧と有毒ガスや有毒物質(zhì)などが組み合わさった結(jié)果だと指摘する。人口2000萬人の北京市の自動(dòng)車所有臺(tái)數(shù)は400萬臺(tái)にも上り、その排気ガスは膨大な量になっているとして、「すでに大きな災(zāi)害になっている」と述べた。

「大気汚染は人為的要因と自然的要因を有している。これは中國人にとって深刻な問題であり、政治的色彩が強(qiáng)く、すでに社會(huì)的な結(jié)果も出ている。昨年中國で実施された抗議活動(dòng)のうち、30％が水や空気の汚染などの環(huán)境問題に関するものだった。

中國上空にとどまっている濃霧について、専門家たちは警鐘を鳴らしている。世界自然保護(hù)基金（WWF）燃料?エネルギー複合施設(shè)環(huán)境政策プログラムのアレクセイ?クニジニコフ責(zé)任者は、「中國の主要エネルギーは今も石炭であり、大量の有害物質(zhì)を排出している。中國にとって最も適しているエネルギーは天然ガスだ。エネルギー施設(shè)にガスを輸送するためのパイプラインを建設(shè)するべきだ」として、中國が環(huán)境に優(yōu)しいエネルギーへ移行しなければならない必要性を示した。

現(xiàn)在、中國全土の約7分の1まで大気汚染が広がっている。北京では大気汚染指數(shù)が最悪の6級(jí)に達(dá)した。ロシア科學(xué)アカデミー極東研究所のアンドレイ?オストロフスキー専門家は、「風(fēng)が吹かず、高気圧がさらに1カ月続いた場合には、大災(zāi)害に発展する恐れがある。現(xiàn)在すでに半月この狀態(tài)が続いているのだ」と警告している。（翻訳?編集/本郷）