サッポロビールがAB-INBEV（中國）と提攜して中國に正式進(jìn)出。スーパープレミアム市場での浸透を狙う。香港企業(yè)のエムテリジェントはビッグデータを活用して中國のEC市場を商品軸/人軸で分析するサービスの日本向け提供を開始した。トレンドExpressの中國向けCtoC型越境ECサービス「越境EC X」が、特定保健用食品であるオルビス ディフェンセラの取り扱いを始めた。

●サッポロビール、中國?スーパープレミアム市場でブランディング展開

サッポロビールは20日、中國進(jìn)出に當(dāng)たっての提攜先であるAB-INBEV（中國）と上海市內(nèi)で共同記者會(huì)見を行い、中國市場に正式參入したことを改めて発表した。

サッポロビールの高島英也社長は會(huì)見で、「AB-INBEV（中國）社とタッグを組み、商品をスーパープレミアム市場に導(dǎo)入することで、中國におけるサッポロプレミアムビールのブランド確立を目指す」などと発言した。

中國市場では、消費(fèi)者の「よりよい商品」を求める傾向が強(qiáng)まっている。政府も消費(fèi)者の求めに応じねばならないとして、消費(fèi)生活の質(zhì)の向上をもたらす外資進(jìn)出は歓迎する方針を示している。サッポロビールの中國市場に対する取り組みも、市場や政府の方針に合致したものと理解できる。

●香港企業(yè)がECビッグデータを用いた中國市場の「360度分析サービス」を開始

香港に本社を置くM-telligent Solutions（エムテリジェント）は25日付で、ECビッグデータを活用して中國のEC市場を商品軸/人軸で分析するサービス「MT360 Analysis」の日本向け提供を開始したと発表した。

同サービスは、中國市場での顧客や市場、自社?競合などを「360度分析」するサービスで、対象カテゴリー全體の傾向を把握することで、消費(fèi)財(cái)メーカーはカテゴリーの売り上げやユーザーの増減、トレンドが分かり、カテゴリーユーザーの屬性分析やターゲット別の戦略構(gòu)築策定も可能という。

●トレンドExpress、オルビスの特定保健用食品をCtoC型越境ECサービスで取扱い

ホットリンクは25日付で、同社グループのトレンドExpressが同日、越境ECサービス「越境EC X（イーシー?クロス）」でポーラ?オルビスグループのオルビスの「ORBIS DEFENCERA（オルビス ディフェンセラ）」の取り扱いを始めたと発表した。オルビス ディフェンセラは日本で初めて、肌への機(jī)能が認(rèn)められた特定保健用食品。

オルビスは、2月、中國市場でのブランド拡大を目的として、BtoCの越境ECプラットフォームであるアリババグループの「天貓國際（Tmall Global）」でディフェンセラの販売を開始した。CtoCチャネルでもブランド認(rèn)知促進(jìn)?売上拡大に取り組むため、「越境EC X」を活用することにした。

「越境EC X」は、中國SNSのビッグデータ分析（クチコミ分析）とソーシャルバイヤーの情報(bào)発信力とを活用する中國ECアプリ「微店（ウェイディエン）」を通じて、企業(yè)が売り込みたい商品をオンライン?オフラインの両面からさまざまな方法でPRする。まずは、「微店」がネットワークする日本商品を扱う數(shù)十萬人のソーシャルバイヤーに向けて、企業(yè)が売り込みたい商品をオンライン?オフライン両方のさまざまな方法でPRし、ソーシャルバイヤーを動(dòng)かすことで一般消費(fèi)者への販売を推進(jìn)する。（翻訳?編集/如月隼人）