日本漫畫が原作の「アリータ」、北米では不調(diào)も中國(guó)では好調(diào)の理由―中國(guó)メディア

Record China    2019年2月27日(水) 14時(shí)30分

拡大

北京商報(bào)は26日、日本の漫畫「銃夢(mèng)」が原作のSFアクション映畫「アリータ:バトル?エンジェル」が中國(guó)で好調(diào)だと伝えた。資料寫真。

北京商報(bào)(電子版)は26日、日本の漫畫「銃夢(mèng)」が原作のSFアクション映畫「アリータ:バトル?エンジェル」が中國(guó)で好調(diào)だと伝えた。

記事によると、中國(guó)では21日の公開(kāi)から3日間で興行収入が3億4000萬(wàn)元(約56億円)に達(dá)した。人気レビューサイト?豆瓣(Douban)での評(píng)価も7.6點(diǎn)とまずまずだ。

一方で、記事が「中國(guó)での好調(diào)さとは明らかに対照的」として伝えたのが北米市場(chǎng)での狀況。公開(kāi)から1週間の興行収入は5000萬(wàn)ドル(約55億円)に屆かず、現(xiàn)地の映畫評(píng)価サイトでは「新鮮度60%」という厳しい評(píng)価が下されたという。

記事は、「『アリータ』の世界での興行収入は累計(jì)で1億5000萬(wàn)ドル(約165億円)だが、製作費(fèi)は1億7000萬(wàn)ドル(約187億円)、マーケティングにかかるコストは1億ドル(約110億円)だといい、業(yè)界関係者は赤字を出さないためには4億5000萬(wàn)~5億ドル(495億~550億円)は必要だと語(yǔ)っている」と伝えた。

これを受け、記事は「日本の漫畫が原作の映畫で興行収入が思うように伸びない作品は、本作が初めてではない」と指摘。漫畫「攻殻機(jī)動(dòng)隊(duì)」が原作の「ゴースト?イン?ザ?シェル」が同市場(chǎng)で6000萬(wàn)ドル(約66億円)の赤字を出したことを紹介した。

その上で、ハリウッドが行う日本漫畫の映畫化がうまくいかない理由について、映畫評(píng)論家が「2次元と3次元にはやはり、明らかな差異がある。この次元の壁を突破するのは容易ではない。少し間違えれば原作を傷つけることになり、一般客を呼び込めず、原作のファンからも嫌われるというどうにもならない狀況になる」との見(jiàn)方を示したと伝えた。

さらに、「白人中心主義」も問(wèn)題の一つと指摘。ネットフリックスが「デスノート」を扱った際、主人公を白人に変えたことや、「攻殻機(jī)動(dòng)隊(duì)」の映畫化では日本人の主人公?草薙素子をスカーレット?ヨハンソンが演じたことについて、「専門家からは疑問(wèn)視する聲が上がった」とした。

こうした背景から、記事は「日本漫畫が原作の映畫は、アジア太平洋市場(chǎng)に頼るようになった」と指摘。北米で振るわなかった「ゴースト?イン?ザ?シェル」が中國(guó)では大ヒットを記録し、海外の興行収入の半分以上を占めたこと、「アリータ」の公開(kāi)に際してもジェームズ?キャメロン監(jiān)督が中國(guó)を訪れPR活動(dòng)を行ったことを伝えた。(翻訳?編集/北田

この記事のコメントを見(jiàn)る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問(wèn)い合わせ

Record China?記事へのご意見(jiàn)?お問(wèn)い合わせはこちら

お問(wèn)い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問(wèn)い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜