安楽死を選んだ著名スポーツキャスター、最後の様子を動畫公開=「尊厳死」への理解求める―臺灣

Record China    2019年2月27日(水) 18時40分

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26日、安楽死を選択して昨年6月に他界したスポーツキャスターでテレビ司會者、傅達仁氏の最後の様子を家族が公開し、大きな話題となっている。寫真は傅達仁氏。

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2019年2月26日、安楽死を選択して昨年6月に他界したスポーツキャスターでテレビ司會者、傅達仁(フー?ダーレン)氏の最後の様子を家族が公開し、大きな話題となっている。

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バスケットボールのナショナルチームの選手やコーチとして活躍し、さらにスポーツキャスターとして五輪中継など幅広いジャンルで臺灣のスポーツ振興に貢獻。テレビのバラエティー番組司會でも人気だった傅達仁氏は18年6月、スイスの施設において安楽死を実行。85年の人生を終えている。

晩年、膵臓(すいぞう)がんに苦しんだことで安楽死を選んだ傅達仁氏は、臺灣の蔡英文総統(tǒng)に安楽死の合法化を訴えるなど、尊厳死について積極的な働きかけを行っていた。そして今月24日、息子の傅俊豪(フー?ジュンハオ)さんが「安楽善終促進會」の設立を発表すると同時に、父親の最後の様子を撮った動畫を初めて公開した。

スイスの施設で撮影されたこの動畫には、家族に囲まれて傅達仁氏が吐き気止めの薬に続き、自らの命に終止符を打つための錠剤を飲み込む姿が映されている。傅達仁氏は終始穏やかな表情を浮かべ、臺灣への愛情を語り、中國語や日本語、英語で別れのあいさつをする場面も。傅俊豪さんによると動畫の公開は父親の遺志によるもので、「平和で幸せな死が存在するということを、世間にぜひ知ってもらいたい」と語っている。(Mathilda

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